震災で消えた小さな命…(2) | 福島★新潟ブラザーズの毎日〜ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+ネズロク+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫

福島★新潟ブラザーズの毎日〜ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+ネズロク+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫

もともと犬2(両方とも保護犬出身)、猫1(里親見つからず)の生活でしたが、
東北大震災などでシェルターに保護された猫を4頭引き取りました。
毎日ドタバタと暮らしております。


福島★新潟ブラザーズの毎日~ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫
(仔猫にシッポを枕にされて困った顔のなっちゃん)

そのシェルターに収容されて1年とちょっと。
なっちゃんは体調を崩し、どんどん痩せていきました。

私はなっちゃんが大好きだったので、
ダンちゃんが死んですぐでしたが引き取ることを決意。
病院に行ったらすでにクレアチニンが9以上。
末期の腎不全と診断され体重も2.2キロ!?以前は5キロ以上あったのに、
シェルターで適切な治療もされず、放置されていたんですね。
もう
看取る覚悟でいました。

また、ビックリがもう一つ。
シェルターでは「ノンキャリ・オス」と言われていたのに
調べてみたら「エイズ・おばあちゃん!」。
管理がずさんにも、ほどがありますよね-_-#)


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(顎の下をなぜられるのが大好き♪)

それがまぁ、1年4ヶ月もがんばってくれました!

最後の散歩は鳥屋野潟。
白鳥を見に行って。弱々しくはありましたが、
お目々キラキラ、シッポブルン。
「寒くない?帰ろう」と促しましたが小さな声で「うー」と言ったので
もう少し二人で見ていました。

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なっちゃんは、わが家でたくさんのことを教えてくれました。
牛乳とか、大好きな物は目をキラリ~ン☆とさせる。
40代以上の太めの男性のお腹が大好きでよじ登る。

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(よく旦那のお腹の上に登っていました。家に来るお客さんにもそう)


最期は、私と旦那の間に寝かせて名前を呼び、なぜていました。
それに応えようとしてくれましたが、力尽きて逝きました。

なっちゃん、なっちゃん。

シイちゃんの時はあまりにも突然で涙も出ませんでした。
でも、なっちゃんは涙が止まらない。
不思議ですね、両方かわいくてしかたないのに。

なっちゃんが死んでから、ふたつ不思議なことがありました。
ひとつは死んだ直後。
バーンッ!と映像が飛び込んできました。
3人家族のシルエットがなっちゃんを笑いながら見て呼びかけている。
なっちゃんから見た家族の姿です。
旦那に話したら、なっちゃんの前の家族なのだろう、と。
震災で亡くなり迎えに来たのか、
こういう人と住んでいたのよ、と教えてくれたのか。

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(ストーブの前がスキ♡)

また、もうひとつは。夢に出てきて。
きれーな超美人さん猫。毛もフカフカで若くて。
お目々が両方あるんです・・・そう、なっちゃん!
私に無くなった右側の方の顔を見せてくれました。
「ほら、今はお目々があるのよ」と。
ビー玉のような大きなお目々!!

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(母お手製のセーター)

なっちゃん、なっちゃん。
絵に描いてもらえることになり、本当にヨカッタね。
また、なっちゃんのように飼い主さんを待っている猫が
今も全国にたくさんいること。

どうか、多くの人に知ってもらおうね