震災で消えた小さな命…(1) | 福島★新潟ブラザーズの毎日〜ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+ネズロク+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫

福島★新潟ブラザーズの毎日〜ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+ネズロク+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫

もともと犬2(両方とも保護犬出身)、猫1(里親見つからず)の生活でしたが、
東北大震災などでシェルターに保護された猫を4頭引き取りました。
毎日ドタバタと暮らしております。


福島★新潟ブラザーズの毎日~ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫

震災で消えた小さな命展・・・
http://chiisanainochi.com/

今日、こちらの主催者さんから連絡があり、
なっちゃんを描いていただくことになりました。

そうなんです。

なっちゃんが10月30日、お星様になりました。

10月21日に少しでも食べられるよう、体力が上がるよう、
期待を込めて鼻カテーテルを入れました。

福島★新潟ブラザーズの毎日~ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫
(大好きなお外の見える特等席にいるなっちゃん)

それが本当にヨカッタ。

翌日から体調を崩し、鼻水、口内炎…お水も飲めなくなりました。

でも、鼻カテから流動食を送るとまるで自分が食べているみたいに
ベロをペロペロ出して…お腹がいっぱいになって満たされた顔をしていました。
お陰さまで、最期までコロンと良いウンチもして。


口から食べられなくなったとき、正直安楽死も考えました。
でも、なっちゃんが大好きなお外散歩。
抱っこして連れていくのですが、「帰ろう」といって戻ろうとすると
まだいたいと「う”ー」と鳴くんです。

またね、お目々がクリクリキラキラして。シッポもブルンブルン。
「ああ、なっちゃんに喜びがまだあるなら、一緒にがんばろう」と思いました。

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(スネスネ顔のなっちゃん)            (一時、かなり回復!アクティブシニアに!)

なっちゃんは、新潟のあるシェルターに収容されていました。
保護地は「福島」しかわからない。
管理がずさんで、ワクチンも打たないから感染症が大流行。
私がボラに入っている時にも猫がバタバタ死にました。
週刊新潮にも素っ破抜かれたところですが、
記事の内容は事実だし、私はもっと酷い部分も見てきました。

福島★新潟ブラザーズの毎日~ダンジ+福ちゃん+石松+なっちゃん+クーちゃん+シイちゃん+ちび太+ときどき保護猫
(保護されて半年くらいの時。5キロ以上ありました)

山積みのケージがどんどん空いていきます。
猫が死んじゃうから、空になる。
まるでアウシュビッツのような環境で、なっちゃんは生き続けました。
多分飼い主さんが、ワクチンを打っていたからでしょう。
風邪一つ引かず、元気でいてくれたのです。


<つづきます>