噛まないように喋る、ということについて。 | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

SNSの発達、昨今のTV番組の流れを

見ていてもそうなのですが、

所謂「素人さん」と呼ばれる一般人ながら

何かしらの特技を持つ人が表舞台に出る、

「見つけられる」ことが多くなりました。

 

それでなくても一億総メディア状態で、

誰もが「発信」出来る時代。

人前でしゃべる、ということは「特殊」な機会で

無くなっているのかもしれません。

 

そんな折、私が司会の仕事をしている、

と知ると

 

「僕、インタビューを受ける時、

いつもかんじゃうんですよね。

どうしたら噛まないようになりますか?」

(@人気カフェ店主)

 

「文章でのやり取りは平気なんですけど

いざセミナーやって、と言われると

緊張しちゃうんです。

噛むのも怖いんですよ・・・」

(@ブログから人気になって講演を

頼まれるようになった講師1年生)

 

みたいな質問や相談をよく受けます。

 

なぜそんなに「噛むこと」に

恐怖心を覚えるのでしょうか?

 

テレビを見ていて、噛んだ人は分かりやすく

いじられるからですよね。

そして、あなた自身、そういう間違いをした

アナウンサーやタレントが気になるから

自分も間違えたくない、と思うんでしょう。

 

アナウンサーなど、プロが流暢に話すのは

「喋ることが仕事」だからです。

噛んだら当然「プロのくせに!」と思われるし

オイオイ!と責められるかもしれません。

(でも最近は結構間違えますよね・・・

たまのミスなら人間くさくていいですけどね)

 

アナウンサーは皆さんが磨いてきた

料理の腕や、講師を頼まれるほどの

「スキル」が「喋りそのもの」なのです。

噛まないような練習・訓練を積み

上手に読むこと、発声することに

多くの時間を費やしています。

 

平たく言ってしまえば、内容に関係なく

「上手に喋ることそのもの」が仕事。

 

でも。

前出のシェフから皆さんが聞きたいことは

そのシェフの「人柄」だったり

「料理やお店への情熱」でしょう。

インタビューなら、聞き手側にプロがいて

最終的にはお店の情報も

キレイにまとめてくれますし、

多少噛んでも心配いりません。

 

人気講座の講師もそう。

聞きたいのは講座内容であって、

手順や情報が聞き取れるなら、

噛まずに話そうと緊張しすぎて、

話の流れがあっちゃこっちゃへ

飛んだり戻ったりするよりも、

淡々とでもいいから「分かりやすく」

話すことが大事。

数回噛んだところで、言い直して話が通じるなら

何の問題もありません。


 

結論。

 

あなたが「アナウンサー」でないのなら

「噛む」ことを気にする必要はありません。

 

 

さらにいえば。

友達の前では上手く話せるのに、

よく噛んでしまう、という場合。

最大の誘因は「緊張」です。

 

舌が乾いて上手く発音出来なかったり

口が動かなかったりするのです。

 

あなたがインタビューや講演を

引き受けることになった場合は

どうか「上手に喋ろう」と思わないで下さい。

 

「噛んだらどうしよう」と思えば思うほど、

緊張からさらに噛みやすくなり

グダグダになる可能性が高いです。

 

上手に喋ることは意識せず、

自分が得意なことを相手に伝えれば

いいのです。

 

あとは「慣れ」ですから、何度も舞台に

立つうちに、余裕も出てきて

段々上手に話せるようになるでしょう。

 

どうしても気になるという方は、友人や

家族の前で練習してみてください。

 

練習後は「内容が伝わったかどうか」の

フィードバッグをしてもらい、

話すスピードや、話の持っていきかた、

話題の順番をどうすればいいか

感想をもらうのが上達の早道です。

 

噛んじゃったら、落ち着いてゆっくり

言いなおせばいいんです。

簡単でしょ。

 

 

もちろん

アナウンサー・司会者になりたい人は

「練習と訓練」ですよ。

 

アナウンサーほどじゃないにしても、

やっぱり人前に出る以上は

「上手に話したい」という方へは。

 

簡単なコツがありますよ~

興味ある人いるかな??

・・・それはまた別の機会に(*^_^*)

 

※司会中の私。ちょっと怖いな
( 2016.11.撮影:KOZOさん )

 

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