京都麺活記事に戻ります。
京都2軒目に向かったのは2009年2月オープンの「山崎麺二郎」。
京都は他にも山ほど行きたい店がありますが、前回京都訪問時に予定しながらも行けずに終わってしまったこちらへ。
11:50くらいの到着で店内満席、前2で少し待ちました。
ラーメン店とは思えない落ち着いた雰囲気の外観に店内も小料理屋のような感じで、いかにも京都らしい雰囲気。
店主と思われる男性と男性スタッフ1人の2人体制。
客層はカップルが多く、若い子も年配の方もいて幅広い層から受け入れられているのがよく分かります。
券売機ではなく、口頭注文制。
らーめん(650円)を。
店主が常連さんと思われるお客さんと会話をしつつ、でも作業は真剣そのもの。
これは絶対うまいラーメンが出てくるなという雰囲気を醸し出しています。
そして着丼。
らーめん(650円)
ラーメンそのものも落ち着いた雰囲気に感じるのはシックな丼のおかげもあるかな。
スープは鶏をベースに和出汁を合わせた醤油清湯スープ。
見た目は醤油が結構強く見えますが、飲んでみると生醤油のようなバーンとしたインパクトはなく、出汁の厚みをしっかり感じられるスープでこれはうまい!
塩分濃度も控えめですが、物足りなさは一切なく、繊細さとラーメンらしい強さを兼ね備えたスープは確かに幅広い層から受け入れられているのも納得な味です。
麺は角ばった珍しい形状の自家製麺。
手もみなどは加えられていませんが、手もみに近いようなフルフルとした食感を楽しめる麺でスープとの絡みもよく、食べ進めるごとに「ああ、美味しいなあ」と思えるラーメンですね。
最初のインパクトがあるラーメンもいいですが、後半にかけて伸びのある味わいのラーメンってゆっくり時間をかけて食べるとより良さが分かりますね。
2種類のチャーシューも実に美味しい。
今の流行りに乗ることもなく、正統派な路線でしっかり美味しい和な1杯。
この洗練された味のラーメンが650円、恐れ入りました。
醤油がかなり美味しかったから、次回は違うメニューを食べてみたいです。
ごちそうさまでした。
得点:らーめん 87点