静岡麺活2軒目に向かったのは「つけめん 京蔵」。

きょうぞうと書きますが、読み方はきんぞうと読みます。

こちらはかつて大崎に大行列を作っていた伝説的名店 六厘舎出身。

私が食べ歩きを始めたきっかけの店の出身、これは行かないわけにはいきません。

大雨の中、店に向かうと店外待ちは数人、店内にも待ちがあり、20分程待ってようやく着席。



店内はカウンター席のみ、店主と思われる男性と助手の2名体制。



3人でつけめん(800円)を2つ、辛つけめん(850円)を。



つけめん(800円)





辛つけめん(850円)



つけ汁は濃厚豚骨魚介、今でこそどこでも食べられる豚骨魚介でありきたりなものが多いというのは濃厚豚骨魚介を食べるたびに書いている気がしますが、やはりホンモノは違いますね。

全盛期の六厘舎ほどの濃度は感じられないものの、物足りなさは一切なく、濃度だと大崎時代の六厘舎と最近出身者で人気のつけめん さなだ@新三郷の間くらい。

ドロっとした感じはそこまでありませんが、土台のしっかりした動物系と変に主張せずそれでいて動物系に負けない魚介のバランスが素晴らしいですね。

これはうまいですね!

しかも3人での訪問でしたが、3人ともが同じく高評価だったのでこれは間違いないでしょう。

見た目は魚粉を乗せている六厘舎とは違いますね。

麺はカネジン食品のもので断面が四角く、固めに茹で上げられており、モチモチとした弾力でつけ汁をしっかりと拾い上げてくれて絡みも良好。

麺も美味しいですね。

久しぶりにこの手のつけ麺で美味しいものを食べたなという印象でした。

辛つけは別皿で辛味が提供されるお馴染みのスタイル。

程よいピリ辛感と香ばしさがアクセントとなってこちらもうまいですね。

最後のスープ割までしっかりと楽しめ大満足でした。

ごちそうさまでした。

得点:つけめん 88点、辛つけめん 85点



<つけめん 京蔵>
住所 静岡県浜松市西区雄踏1-12-21
電話番号 053-592-7200
営業時間 11:30~14:00
定休日 月曜(祝日の場合は営業し、翌日が休み)・第3火曜