日常。 | ふとんの中から

ふとんの中から

詩を沢山書いていきたいですっ

息を吸って息を吐く

命を食べて息をする


食べながらの生活に嫌気がささないのは 生まれてくる前からこの生活をしてきたから

一人の一歩が一人の一歩と 違うのはみんな踵を踏んでいるからさ


夜を待った 面倒だったから

この日常に 従うのが嫌だったから


扉を開いて扉を閉める

蛇口を捻って水が出る

ありきたりの日常が どこか侘びしいのは

当たり前があるから そこに当たり前があるから


勘違いの動作周りの目は冷淡 でも邪険になれなくて至って平凡で

同じような動作何千と繰り返す 明日も繰り返すまだ繰り返す



苛立ちに耐えれなくて気分が落ち込んだ

悔しさで胸が押さえきれなくなった

当たり前を今日は錯覚していたのに

壁を殴ったら血が出た




日常を変えよう 日常を変えよう

そこから初めてを始めよう

平衡を失って 錯覚を抱いて

今始めよう 自分の日常を




地を踏むことに違和感がないのは 僕達はいつだってあの空に踏まれているから

ありきたりの今までを今日で一つ変えよう また一つと変えていこう


いつか全てを変えてみよう



間違えた昨日を 正しかった今日に

生き方をちょっと変えてみるだけで

当たり前がいつしか 当たり前じゃなくなって

普通のことだって嘘に思えてくるようで

扉を閉めて扉を開ける

水が止まって蛇口が捻る

そんな日常に 侘しさは残らなくて

言葉に表すのが 少し面倒になった

少しだけ等閑に そしてまた一つと







ただ少しの面倒が また日常へと戻る