「持続可能」は力なり | びっくりビクセンBlog

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八代目によるビクセンの褻(ケ)

ここのところ毎週イベントか登山をしていたので

昨日の雨天の日曜日にいろいろな所用を済ませました。


衣替えで、しまっておいたスーツを出したところ

随分とサイズが変わってしまっていました。

この一年の登山の成果が出たのでしょう、

昨年まで着ていたスーツがブカブカです。

このままでは、借り物を着ているようでみっともない。


このスーツを、昨日お直しに出したところ

ズボンのウエストサイズを6cm、

スーツのウエストサイズは

8cmも絞る事となりました。


登山と自宅での晩酌をやめた事で

随分と成果が出たなと思います。

「止めない」「継続する」ということは、

それだけでひとつのスキルになると思います。

すぐに仕事に置き換えて考えるのは、

経営者の性(サガ)ですが、

仕事もかくあるべきと思います。


勘違いしてはいけないのですが、継続すると言うことは

「昨日と同じことだけをする」という意味ではありません。

「継続して成長する」ということです。

自分の敷いたレールを目的地に伸ばしていく

ということです。

日々の作業は昨日と同じかもしれませんが

継続するという「意志」が心内(こころうち)にあると、

それは成長につながります。

「継続する」とは自らの意志の表れです。


ところでこの時代、企業には

「持続可能社会の実現」という社会的責任が

課せられています。

いまや、これは環境問題に限らず、すべての

ビジネスモデル(というより企業行動)において

考慮すべき責任となっています。

これは、これまでのような約束された成長が

望めない経済の中、社会が「持続可能なシステム」

を持つことを欲しているからだと私は考えています。


「継続」することは意志の問題ですが、

「持続可能」はシステムの問題です。

そして大事なことは、意志とシステムを結合することです。

「継続」するという意志を「持続可能」なシステムに

載せることにより、人や企業は「力(ちから)」を持つのではないか

と思います。


未来を作らなければいけない経営者(あるいはリーダー)は、

「持続可能は力なり」を考えるときにきているのかもしれません。


スーツのサイズを測りながらこんなことを考えていました。