『バチカン奇跡調査官』の第7弾。
短編4本を収録。
いずれも、本編以前のサイドストーリーです。
うーん。平賀好きの私としてはすこ~し物足りない
ロベルト、ローレン、サウロ、ジュリア司祭の“以前”の話なので、面白かったけど、物足りない
やっぱり短編だからかな。
通勤の帰りの電車の中で読むことが多いのですが、1本目は迂闊でした~
泣いた
マスクしてぐずぐず言ってる私はちょっとした不審者だったかも
ロベルト昔話の現代へと繋がるオーバーラップもよかったです。思わず萌えてしまいました
ローレンの話は6巻ラストでの失踪を考えると、いつもの例の組織が絡んでいるんじゃないかと懸念です。
もしかして、平賀たちの敵に回るんだろうか
第1巻あたりで、私はサウロ大司教って、本当は悪い奴なんじゃないかと疑っていたのですが、今では平賀達のよき理解者だと分かっているので、サウロの昔話もなかなかよかったです
ラストのジュリア司祭。
いったいどこで出てくるんだろうと思いながら読んでましたが、「そう来るかー」と
どこまでも無垢な平賀に対して、どこまでも純粋な悪のジュリア司祭の出自が分かる話です。
3ヶ月連続発売だったからかもしれないけど、藤木先生、少し薄いですよ~
次はもっとオカルト色が濃い、平賀、ロベルトのラブラブっぷりも濃い1冊を期待です
- バチカン奇跡調査官 天使と悪魔のゲーム (角川ホラー文庫)/藤木 稟
- 著者:藤木 稟
- 出版社:角川書店(角川ホラー文庫)
- 2012年12月25日