万能鑑定士Qの短編集 Ⅰ | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

万能鑑定士Qシリーズの短編集です。

短編集といっても、ストーリーは1冊で同じ時間の流れです。小事件が5つ解決するお話。

時期的には少なくとも11巻の京都編よりは後のようです。


代官山駅近くの質屋、ジャック・オブ・オールトレーダーズ。

クールで物静かでいて優しい、女性客に人気の駒澤直哉と店長であり叔父の香河崎慧の質店に、莉子は休みを取った鑑定士の代わりに期間限定で呼ばれます。

偽物を何度も持ち込む客に千葉への出張鑑定、小笠原家家宝の水晶の像が消える話、用途不明のバスケット、すり替えられた絵画、アイドルの握手券の偽物。5編が収録本


短編なのでいつも以上に読みやすく、もったいないけどあっという間に読み終わってしまいました。

短い分、中だるみもないので飽きずに、すぐに読めちゃいますニコニコ


今回、ライバルも出てきて、莉子と小笠原の仲も少し進展です音譜

別シリーズの絢奈も出てきて、ロジカル思考の莉子とラテラル思考の絢奈の協力タッグでお互いを補いながら事件を解決という両シリーズのファンとしても美味しい話も入ってますグッド!


でも、何よりも私は最後の直哉の“秘密”にちょっとびっくりして、納得でした得意げ

すぐに短編集Ⅱも12月25日に出るようですし、雨森華蓮も出所のようですし、こちらも楽しみですラブラブ


万能鑑定士Qの短編集I (角川文庫)/松岡 圭祐
   
   著者:松岡 圭祐
   出版社:角川書店(角川文庫)
   2012年10月25日