ずっとこの日を待ってたような、来ない方がいいと思っていたような
遂に「秘密 -トップ・シークレット-」が完結です。
中身に触れないわけにはいかないので、未読の方は読まない方がいいですよ
ネタバレしちゃいます
いいですね?
思ったことを書き散らしているだけなので、少々、支離滅裂
怒らずに読んでくださいね
やっぱり、清水先生でした~私にとっては吉田秋生先生と並ぶ、すんなり大団円にならないお方です。何度、泣かれされたことやらでも、好き。
もう~、素直に薪さんと青木が仲良く二人暮らしてもいいじゃないですか~
幸せと思えなくもない・・・そうかもしれないけど、誰が見ても幸せなラストを見たいんだ~
まぁ、死ななかっただけよかったかな。(幸せ感じるハードルが下がってる)
「薪さん、あなたが好きです」
青木が薪を抱きしめたシーン、『キターッ』って思ったのに、のに・・・ひどいです。
なぜ、その後、「岡部さんも・・・」と皆の名前を挙げて、「みんな、あなたが好きです」と続けるんだ
期待させたくせにきっと、薪さんもそう思ってるよ
当初から見え隠れしていた『カニバリズム』事件からの伏線がここでようやく、集約されて、薪さんの抱えてきた闇が白日の元に晒されます。
この『秘密』ってどれも、悲しい事件の真相があるのですが、この事件もすごく悲しい
空港へのお見送りに迎えにきた青木に驚いて、恐る恐る魚眼レンズから覗く薪さんがまた愛しい
そして、きれいな顔して、「チッ」とか言ったり、冷たい笑顔で皮肉たっぷりに罵倒する薪さん、感情的に声を荒げる薪さん、どの薪さんも本当に好きだったんです~
それがもう見れないのかと思うとちょっと寂しい
・・・と思っていたら、鈴木との出会い編を描いてくださるらしいので、まだまだ、美しい薪さんに会えるのが嬉しいです
一つ、申し添えておくと、薪さんはhydeがモデルとのことなので、hydeファンの私は「あ~、納得」。
どちらも本当に眼福です
清水玲子先生の絵は綺麗で好きです。カラーも本当にきれい
こんな上司がいたら、そりゃ、男性でも好きになるよ。
ラストで、寂しい眼をして薪さん、青木の写真を見て、青木から遠く離れた空の下で涙流してるじゃん
こんなの幸せじゃないよ
薪さんも「待っている」と言ってるんだから、青木、行っちゃえよ
と思いましたが、一番最後のイラストで花嫁姿の雪子と一緒に、青木とブーケを持った薪さんが描かれているので、この後は二人で幸せに暮らすんだわっと思うことにします
まだ、楽しめそうなので、一安心です
秘密 -トップ・シークレット- 12 (ジェッツコミックス)/清水玲子
- 作者:清水 玲子
出版社:白泉社(ジェッツコミックス)
2001年~
11巻・12巻(2012年10月29日)