プリンセスはご・入・学 | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

シリーズ紹介ということで、古い絵も交えて、シリーズこれまでの紹介が冒頭でされてます音譜


麗子とケンの一人娘のサッちゃんも名門・四ツ葉学園小学校に入学する年に。

名門なので、四ツ葉学園にはいつも利権に絡む陰謀が渦巻いてます。

麗子は陰謀の準備として父母会長に。

同じ父母会にはホテル王の愛人で元キャスターの清水早苗に駆け落ちしたいと思っている杉本由紀子。

他にも惚れっぽいストーカー気質の中村重夫と騒動の要素は満載です。


考えると結構ドロドロした人間関係なのに、言うことがどこかズレている人ばかりなので、重くない。却ってそこが怖い場合もあるけど汗


父母会長になった麗子が父母会に遅れに遅れて、到着した際に教師に「もう、父母会は・・・?」と聞くと、教師は「いえ、会長さんがおいでにならないと始まりません」。それに対して麗子が返す言葉が麗子を表してます得意げ

「ああ良かった!じゃ、急ぐことなかったんだわ」汗


こういう母親なので、サッちゃんは成長するにつれて、動じない冷静な子に育ち、どちらかというと美知に似てきてるような気がしますニコニコ



プリンセスはご・入・学 (南条姉妹シリーズ) (集英社文庫)/赤川 次郎

   著者:赤川 次郎

   出版社:集英社(集英社文庫)

   1995年(たぶん1998年に文庫化)