蛟堂報復録 2巻 | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

陰陽師の天才・三輪辰史が営む、被害者の依頼を受けて代わりに報復してくれる“蛟堂”。



この本の感想で「同じパターン」との感想を見たことがあるのですが、まぁ、“必殺仕事人”を読むと思えばそう問題はないかとかお

報復の内容を読むということで。


社会生活と違う顔を見せるOLの話『ジーキル博士とハイド氏』、大学への推薦を巡る話『泣いた赤鬼』、店の跡継ぎを巡っての話『怪猫騒動』の3話です。


どの話もそんなに縁遠い話とは思えなく、何かをきっかけに加害者に回るか、被害者に回るかといった話ばかりで、誰もが抱きそうな感情を扱った話ばかりですショック!

この話のように結末が分かっていても、そのとき抱く感情は否定しきれないものかもしれないけど。


今回は趣向を変えて、狐憑きの比奈が頑張る話も入ってますニコニコ


『蛟堂報復録』基本のあらすじは前回記事でわんわん

http://ameblo.jp/vivid-color666/entry-11075889156.html


蛟堂報復録〈2〉 (アルファポリス文庫)/鈴木 麻純


   著者:鈴木 麻純

   出版社:アルファポリス

   2012年1月(単行本は2009年)