蛟堂報復録 | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

以前、某アニ○イトで見かけて1冊のみ買ってみたのですが、結構面白かったので続きを買おうと本屋で探すも、そもそも、この出版社の本が置いてある本屋少ないですあせる

ようやく、この出版社のコーナーがあっても、『蛟堂報復録』は置いてないよえっ

と思っていたら、この前、本屋で平積みで見ましたアップ

しかも、文庫になってましたニコニコ

よかった、これで持ち歩いて、電車の中で読めるよクラッカー


てことで、内容ですが、イメージはちょっと京極堂にかぶるかなぁという気がしなくもないです。

でも、三輪辰史(ときふみ)は憑き物落としの京極堂とむしろ反対で、陰陽道を使って、報復屋を営んでます。



一族の中でも抜きん出た陰陽師の天才の三輪辰史は表向きは漢方薬局を営み、裏の本業では報復屋を営んでます。

「地獄の沙汰も金次第。お金と業を負う覚悟があるのなら、その恨みを報復屋に託してみませんか」と誘います。

依頼人は引き寄せられるように、辰史のところに来てしまい、結果として依頼することになります。

辰史の趣味で、報復は依頼に合わせて本本を選び、本の内容に沿った報復をします。

本の内容は「道成寺」だったり、「ピノッキオ」だったり、物語の舞台に合わせます。

依頼者も人を不幸に陥れるわけですから“業”を負います。

一応、報復される相手も助かるチャンスは一度だけあるのですが、どの人も活かせず悲しい最後を辿ります。


恨みを買う背景、報復のために設えられた物語に沿った舞台が見どころかと思います目

短編ですし、読みやすいと思いますニコニコ



出版社のHPにWeb漫画がありました。


蛟堂報復録Web漫画(出版社HP)



蛟堂報復録〈1〉 (アルファポリス文庫)/鈴木 麻純

   著者:鈴木 麻純

   出版社:アルファポリス

   2009年




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