取り上げるのは今さらかもしれませんが、今日はやはりこれでしょう
今日はポッキーの日なだけではないです。
『もやしの日』でもあるそうです
ポッキーが並んでいるのと同様にもやしがひょろひょろ並ぶイメージでしょうか
主人公・沢木 惣右衛門 直保(さわき そうえもん ただやす)は『もやし屋』の二男坊。
もやし屋とは日本酒とか味噌の素を作る種麹屋です。
直保は菌が肉眼で見えるという特殊能力があります。見えるといっても、実際の大きさよりかなり大きく、しかも擬人化されて、菌によってはしゃべります
祖父の古くからの友人・樹 慶蔵教授は菌とか醸造の権威ですが、淡々と話も長く、結構な変わり者です。
樹ゼミの院生・長谷川 遥も普段着はいつでもボンデージで女王様気質、落ちこぼれ感のある先輩美里と川浜、元ミス農大の武藤、入学直後に休学したと思ったらゴスロリ女装で現れた蛍等、個性豊かな人間がいっぱいです
そんな人たちが変わった大学生活を送ったり、海外に飛び出したりと菌に絡んだ話満載です。
妙に「へぇ」というウンチクを得られたり、突拍子もない言動に笑えたりと飽きさせないと思います
女子キャラの着ている服もかわいいので注目です
でも、なんといっても、一番目を引くのは直保といつも一緒の麹菌・オリゼーです
いつも一緒で直保にツッコミ入れたり、励ましたり(?)してくれます。
私はオリゼーの忠告で「味噌汁の味噌は火を止めてから」にしています
少し前に深夜ドラマにもなってましたが、漫画が先だと少々入り込めないかも
樹教授は黒沢年雄のようにギラついてないよー沢木もあんなに大きくないよー
でも、意外だったのが加藤夏希さんの長谷川。ボンデージと濃いめのメイクが妙に似合ってました
※「もやしの日」のもやしと沢木の実家のもやしは『もやし』違いです
↑よくおまけ付をやるので、新刊発売時は要チェックです
著者:石川 雅之
出版社:講談社(イブニングKC)
2004年~
10巻~