何度となく輪廻転生を繰り返してきたエキスパートの”魂”を古い魂と呼びます。考え方が成熟していて雰囲気に”貫禄”さえ伺えます。一方、若い魂は輪廻転生の経験が薄く、考え方や発想にムラがあり物質的世界にどっぷりと浸かってしまう傾向にあるようです。
バシャールが言うには”古い魂”や”若い魂”といった魂の分類方法は少し間違っていると話します。全ての平行世界や全ての出来事は”今”の瞬間に存在しています。詰まり、過去も未来もなく、”今”ここに組み込まれているのです。よって、”古い魂”と呼ばれる魂はあらゆる平行世界にいるあらゆる経験をしている”自分”にアクセス出来る”道”を持っている人という事になり、”若い魂”を持つ人は限られた”道”のみしかアクセスがない為、発想が乏しかったりするわけなのです。
”人の身になって考える”事が出来る人はそれだけ魂の経験が豊富である証拠だと、バシャールは話します。ヒトは経験をもとに心の成長を遂げるのは誰でも知っている事実です。悲しい事や辛い事も含めて３６０度の経験をこなしてこそ魂に深みが増してゆきます。バシャールもまた、悲しい事や辛い事を経験し、何度となく輪廻転生を繰り返して今の彼が存在しています。そして彼は言います、”Life is beautiful!"、”人生はなんと美しい事か！”と。