なつかしのJ-POPシリーズ152
~蕾 / コブクロ
風が吹き、雨に打たれ、永い時を経て形作られた大自然の造形。コブクロの音楽にはそういう、ナチュラルな何かが感じられます。
派手な旋律はないけれど、何度も聴いているうちにそのよさが分かってくる。
いろんな曲を聴くうちに、気づいてみるとコブクロに辿りつく。そんな感じの音楽ですね。
この曲は2008年のセンバツ行進曲にも選ばれています。
ブラスバンドで演奏された“蕾”はまた一味違った響きで、高校時代の不思議なよるべなさと、その中を手探りで歩んでいく“青い春”が感じられました。
そういう感覚はコブクロの曲ならではのものですね。
J-POPの支流に彼らが加わったことは、まさに僥倖としか言いようがありません。
動画は以下のリンクから。