巡視船「やひこ」が伏木海上保安部へ配備

伏木海上保安部に巡視船「やひこ」が新潟海上保安部から転属、配備されました。「やひこ」は１９９５年に完成。第１０管区海上保安本部（鹿児島）で「さつま」として就役。その後第９管区海上保安本部（新潟）へ転属して「やひこ」に改名して現在に至ります。今回の配備は伏木海上保安部に配備されていた巡視船「のと」と交換するような形で行われましたが、「のと」は僚艦の大半が退役していることも踏まえると今後の去就が注目されます。

海王丸パークの旅客船バースに係留中「やひこ」伏木海上保安部に所属する舟艇は伏木港に係留されていますが、「やひこ」の場合「のと」で使われていた岸壁が狭く富山新港に係留することになりました。しかし客船が入港（それも年に数えるほどですが…）した場合はどのようにするのでしょうか？

船体全景です。

船尾です。ヘリコプターが着艦できるように広いスペースがとってあります。ちなみに第９管区でヘリコプターが離着艦できるのは、「えちご」と「やひこ」の２隻のみ。ヘリと連携することによって救難・捜索活動が強化されることでしょう。

おなじみのカットです。新湊大橋と「やひこ」
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