購入しておいたスノーブーツ。

この冬は使うことないかな~と思っていたら

この大雪。

やった!出番だ!

と、ばかりにごつい靴底を引きずるように履いて出かけた。

屋内を歩けばただ重く、かさ張るばかりなのに

雪の上を歩いたら、なんとまあ快適!

滑ることがない安心感から

ザックザックと雪の中に入り込んで行ける。

まだ踏まれていない雪はふんわりサクッと柔らかで、

たくさん踏まれてシャーベット状になった場所も

ジャクジャクジャク…と心地よい感触と音がする。

たのし~なぁ。

と、雪の上ばかり選ぶようにして歩いていた。

そんな折、隣に信号待ちしているお母さんと小さな女の子。

女の子がお母さんに聞いた。

「どうして雪のない所を歩くの?」

「あなたこそ、なんで雪のある所を選んで歩いているの?
 汚れるし、転ぶわよ」

「だって、楽しいんだもん!」

よどみなく応える女の子の返事に、私のキモチもハモっていた。

そう、だって楽しいンだもん!

(ハイヒール履いてればやらないけどね)

…しかし調子に乗って歩き過ぎた。

雪道を歩くのは、案外脚が疲れるのだ。