国家は国民を守ってくれている。
だから国家の存亡の危機の際には、
国民は国家のために協力しなくてはならない。

それが「お国のための戦争」の理屈です。

しかし、一回戦争になってしまうと、
国家は国民を守ってはくれません。

国家を守るために国民を捨て駒にする。

それが戦争の本質です。

例えば焦土作戦。

焦土作戦とは、戦争等において、
防御側が、
攻撃側に奪われる地域の利用価値のある建物・施設や
食料を焼き払い、
その地の生活に不可欠なインフラストラクチャーの利用価値をなくして
攻撃側に利便性を残さない、
つまり自国領土に侵攻する敵軍に食料・燃料の補給・休養等の現地調達を
不可能とする戦術及び戦略の一種である。 (ウキペより)

撤退する場合に敵方に利用価値のあるものを残さないことは
戦術・戦略上の要諦であり、
対象物が軍事施設だけに限定される場合などは
焦土作戦とは呼ばない。
焦土作戦と呼ぶ場合には
民間人の家屋や田畑はおろか、
町そのものや自然の山林まで焼き払うことである。 (ウキペより)

これが戦争の本質。