モモとの出会い | おいしい生活

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虎??

虎?


虎?

虎??


犬!

いいえ、犬です!!


我が家(実家)の名(迷)犬・モモ。


野良だったモモ。

不思議な出会いで実家にやってきました。


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私が9歳の頃から飼っていた紀州犬・テス。


犬を飼うのは初めてだったけど、朝晩の散歩も欠かしたことは無かったし、本当に可愛くて、家族中で大切に育てていました。


その甲斐あってか、テスは18年と言う長い間生きて一緒に居てくれました。


老衰で、眠る様にこの世を去ったのは、私が27歳の冬。


家族中が嘆き哀しんで、特に末の弟は、未だにテスの話をすると泣いてしまうほど。

こんな悲しい別れがあるなら、もう二度と犬は飼わない、と家族の誰もが思ったテスの死でした。


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テスの亡骸は、四国八十八ヶ所のあるお寺の、「ちいさき命」と言うお墓に入れました。

以来、事あるごとに欠かさず行ったお墓参り。


しかし、妊娠・出産があって、急階段を上ったり下りたりのそのお寺へのお参りが難しくなり、ここしばらくは行けてなかったんです。


それが、今年の2月のある晴れた日、所用で近くまで行った私は、急に思い立ってお墓参りに行くことにしました。

ruruももう2歳になり、階段も自分で上り下り出来るようになっていたし、ちょうどいい機会だと思ったんです。


約3年ぶりにお墓の前に立ち、テスに初めて会わせるruruを紹介しました。

ruruは何事かあまり理解できてはいないようでしたが、一緒に手を合わせてお参りしてくれました。

私も、何となく心に引っかかっていたものが取れたような、安心したような気持ちで、お寺を後にしました。


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そして、次の日の朝。

実家の母から電話がありました。


「困ったことになったわ。昨日のお昼ごろ、犬が迷い込んできて、居間の前の掃き出し窓のところに座って動かんのよ。」


えっ!?と思いました。

私がテスのお墓参りに行ったのは、まさにお昼ごろ。

偶然とは思えない!!


母に、昨日テスのお墓参りに行ったことを話しました。

母も驚いた様子でしたが、すぐに、これはテスが連れてきた犬に違いない、という結論に達しました。

テスが連れてきてくれたんだから、この子を他にやる訳にはいかないね、とうちで飼うことに決まったのです。


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最初は汚れてボロボロだったけれど、トリミングサロンで洗ってもらうと、とても綺麗になりました。

テスのお世話になっていた動物病院へ連れて行くと、うちまでやってくる間に事故にでもあったのでしょう、左前足が折れたまま固まっていることが判りました。

治療するには遅すぎましたが、幸い、歩くのには支障がないとのことで、そのままにしておくことに。

そんなになってまで、うちにやって来てくれたのか・・・と思うと、胸がいっぱいでした。


そして、ここで先生が仰った驚きの事実!

野良犬だったはずのこの子は、純血の秋田犬(♀)だというのです!

紀州犬だったテス(♂)とは犬種と性別こそ違いますが、同じ日本犬と言うこと、そして、なぜ秋田犬が野良でうちまでやってきたのかと言うこと。

考えれば考えるほど、不思議なことだらけでした。


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今ではすっかり家族の一員として、皆から愛されているモモ。

ちょっとどんくさくて、ぼんやりしたところもご愛嬌。

うちに来たばかりの頃。

モモでーす
現在のモモ。
約三倍になりましたぶーぶー

小さい頃の栄養状態が悪かったために、後股関節が弱いモモですが、今では人間よりも良い食事(ドッグフード)をし、毎朝毎晩の散歩でどんどん立派になっていますアップ
いったいどこまで大きくなるのか!?

この新しい家族と、出来るだけ永く共に暮らせますように。
実家の皆の共通の願いですニコニコ