「おっぱいバレー」と「北九州フィルム・コミッション」 | 広告魂|コウコクダマシイ

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4/28(火)に放送された日本テレビ「NEWS ZERO特別版 」で映画「おっぱいバレー」の撮影舞台となった「北九州フィルム・コミッション 」が紹介されていました。


テレビ情報検索サイト TV ais 」の情報によると、実話をもとにした原作では静岡県が舞台でしたが、「物語のイメージにぴったりな町並みと、地域の協力体制(撮影のために交差点を終日封鎖したり、地元の中学校の職員室を提供したり、地元の生徒達がエキストラで参加するなど街全体で協力)」で北九州市に変更。主演の綾瀬はるかさんが「街全体がお祭りみたいな雰囲気だったのでモチベーションが上がるというか撮影していて楽しかったです。のびのびやってた感じです」と発言していたそうです。


フィルム・コミッション (映画等の撮影場所誘致や撮影支援をする公的機関)は、連絡機関として全国フィルム・コミッション連絡協議会が設立されているそうですが、加盟FC団体は103にのぼるそうです(2008年3月10日現在:ウィキペディアによる)。その中で、「おっぱいバレー」の撮影舞台となった「北九州フィルム・コミッション 」は、国内初のフィルム・コミッション組織(北九州市広報室イメージアップ班として発足 )で、過去10年で70億円の経済効果をもたらしているとか。行政の無駄遣いとしてよく報道される「ハコモノ 」で、閑古鳥は聞きますが、街全体がお祭りというのは耳にしないですねパンチ!


映画の祭典“シズオカシネマパークフェスティバル” 」の記事で、「街全体をひとつのメディア」と書きましたが、ストーリー性がある「長尺CMブランデッドエンターテインメント ) 」や「YouTube、パートナーの動画アップロードサイズを20GBに拡大 」も鑑みると、ダイナミックな新しい試みが出来そうな気がしました。


余談ですがあせる、前代未聞の「おっぱいを連呼したCM」ということで、「伝説を作るCMになるか?“おっぱいバレー” 」と記事にした「おっぱいバレー」ですが、週末興行成績 で初登場6位だったとか。「“おっぱいバレー”を“OPV”と呼ぶ措置の是非 」の記事にもありますが、券売で「おっぱい」という言葉が口にしにくい影響が出たのでしょうかにひひ。刺激的なタイトル・ネーミングの波及効果と影響、いろいろ考えさせられます。ちなみに「レッドクリフ PartⅡ」は観ましたが、「おっぱいバレー」は観てませ~ん叫び