新天地である大塚にも近いという事で
最近、池袋グルメをチェックしていて見に留まったのが
こちら・・
食べログにも【１１月１５日】閉店の文字があり
これは早急に訪れなくては！と
昨日、行って参りました
お昼の閉店時間ギリギリだったものの、大丈夫という事でお言葉に甘え
ベトナムカレーにお馴染みのフォー
さらに生春巻き、揚げ春巻きなども戴けるという
お得なホリデーランチセットにしようかとも思ったのですが
豊富なメニューを見ると
一般的な？ベトナム料理店では見られない様な
フレンチテイストを感じる、珍しいものが気になり
こちらをお願いする事に
先ずは以前、新宿ルミネの７Ｆ『バインセオサイゴン』で戴いた事がある
バインセオ
ベトナム風お好み焼きという事ですが
感触としては、薄焼き卵に近い
非常に繊細なお仕事を感じさせ覚ます
そして、そんな皮部分に包まれているのが
もやしを中心とした、たっ～～～～っぷりのお野菜！
さらに、それをお野菜でくるんで戴くのです
先述のお店で、初食した際にはサニーレタスのみでしたが
こちらは、その間にしその葉が入っているのがポイント
オーナーさんが日本人のためか、こうした細かなアレンジが効いており
それがまた、絶妙なお味の仕立てになっており
嬉しくなってしまいます
こちらのタレを付けて戴くのですが
ベースは非常にさらりとしており
優しい甘味を感じさせます
エスニック料理にありがちな
強い主張も香りや刺激もなく
メインであるお料理を損なわない、名バイプレーヤー
もちろん、卓上に常備されている
チリソースやヌクマム（ベトナムの魚醤）と併せても
好相性の旨味が現れます
調べてみると・・バインセオの皮部分は米粉やココナッツを使っているそうで
さり気なくではありますが、もちもちとした甘い食感が感じられ
さらに、部分的に（はしっこの方）サクサクと～
う～んこれがクセになってしまう魅力なんですね(人´∀｀)．☆．。．:*･ﾟ
私の文章力ではとても伝えきれないので、ぜひとも！体感されてみてください
続いては、こちら
焼きサバトマトソース煮
こちらは、欧風な印象の一品
サバも大好きなお魚ですので
一体、どういう風なアレンジになっているのか楽しみでオーダーしてみました
メニューの画像よりも、たっぷりなお野菜で覆われて
一見、サバが見えませんねΣ(ﾟ∀ﾟﾉ)ﾉｷｬｰ
これは嬉しい裏切りﾃﾞｽ
お野菜も細く刻まれ、やはり丁寧なお仕事振りがうかがえます
脂の乗ったサバの旨味がじんわりと舌に広がっていき
それだけで戴いても大満足なのですが
トマトやきゅうり、玉ねぎなどのお野菜と合わせると
そのまろ味と合わさって、非常に柔らかな口当たりに
お野菜自体にも、軽く油を絡めてあるので
決して油っこくは無いのですが
トマトの酸味や玉ねぎの辛さなどと云った
尖った部分がまるで無く、こうした部分に好き嫌いがある方でも
美味しく戴ける配慮が感じられます
ベトナム料理はタイ料理ほど戴いた経験が無いのですが
よりクセが無く、日本人向けの印象があります
さらにこちらのお店のお料理は
どれも、優しさやお心遣いが感じられる
繊細な印象を受けました
それは、現地の方らしき店員さん達の対応からも感じられ
決して日本語は得意では無さそうですが
笑顔や対応が、こちらを自然と和ませてくれます
せっかくこんな好いお店を見付けたのに・・と
帰り間際、ご主人に閉店について伺ってみると
表の看板にもある↑こちらの張り紙の通り
交通事故による脚の調子が芳しく無いとの事
重ねて、奥様もご体調が優れないとの事で
お子様も小さく、お店を続けていくのが難しいとのお話・・・
ただ、Ｆａｃｅｂｏｏｋを通じて経過などの発信は続けて行かれるそうですので
私もコマメにチェックして、一日も早い再開をお祈りしたいと思います
さらに、レジ近くの壁に貼ってあった
東日本大震災支援の張り紙も撮らせて戴こうと申し出ると・・
「このお寺、日本語で書いてあるでしょ」と一言
・・・・？よく見ていなかったで気付きませんでしたが
その張り紙ある画像のお寺はベトナムの寺院
そして、その寺院の表に大きく
「東日本大震災への募金への協力をお願いします」
の幕が掛かっているではありませんか
訊けばベトナム戦争後、経本がほとんど燃やされてしまい
その際に、日本から経本を沢山送ったとの事で
ベトナムのお若いお坊さんは、日本語が読めるそうです
何と発音するかは分からなくとも、漢字や平仮名、カタカナを読んで理解する事が出来る
そして・・・
東日本大震災の翌日には、ベトナム全域で毛布を集め
なんと２０００枚を速やかに送ってくれたそうなのです
それなのに・・・
日本政府は、どんな対応をしたと思いますか？
ベトナムの方は体型が小柄なそうで、毛布のサイズも当然小さめ
それを、「規格に合わないから」の一言で送り返したそうです
にもかかわらず
それならばと、今度はお米を支援してくれたそうなのですが・・・
なんとそれも、日本政府は
「タイ米の様で口に合わないから」などという、どちらの国にとっても無礼千万な理由で
送り返してしまったとの事なのです
もちろん
こんな経過は、肝心の被災者の皆さんはご存知ありません
そんな重ね重ねの非礼にも関わらず・・・
なんと今度は
それならお金で、と上記の様に支援を続けてくださっているとの事・・・・
そのお金は、「１円、２円と・・缶に集められている」
１円、２円はベトナムの方にとっては月収にも満たないかも知れない
大切な大切なお金なのです・・・
書いていても涙があふれて来ます・・・
そして
この経過を聞いただけでも、政府に対する怒りと恥ずかしさで堪らなくなりましたが
なぜ！？
こんなにも、非礼な日本（政府）に対して良くしようとしてくれるのか！？
ご主人もそこを伺ったそうです
すると・・・・
現地の方が云うには
日本は自分の村に橋を作ってくれたと
確かに日本はODAなどで、各国に援助をしています
が、なんとその橋というのを見てみれば・・・
日本で使い古した電柱を横に倒した簡易的（以前の問題ですね）なもの
それを「橋が無い頃は渡し舟しか無く、夕方には終わってしまった
日本のお陰で橋が出来て、急病人もスクーターで搬送出来るようになった」と・・・・
大切に大切に思い
日本に感謝してくれているとの事・・・
このお話にはたまらず、ご主人も男泣きしたそうです
私も今書いていても、こみ上げるものが抑えられません
親日国として有名な台湾を始め（こちらにも震災当時、政府は非礼をしていますね）
こうして、心から応援して下さっている国の事を
もっともっと、日本の方々に知ってほしいですね
被災者の皆さんも、とても励みになると思います
微力ではありますが
私もこうしてブログに書く事で
少しでも、こういった真実が広がって行く事を願うばかりです
どうか、これをご覧になった皆さまも
お心にとどめて戴ければ幸いです
こちらのお店は、来週１１月１５日木曜日まで営業されています
上の画像の可愛らしい赤ちゃんは
震災前日に生まれたという、ご主人のお子様です
そう言えば、奥から可愛らしい声が聞こえていました(*´∀｀*)
どうか、この週末（土日はランチ営業もあります）
優しく繊細な旨味を楽しんでみてはいかがでしょう？
そして、ベトナムの事、震災の事など
ぜひご主人ともお話してみてください
（震災寄付は、下記のNGOにされているそうです）
Ｆａｃｅｂｏｏｋhttp://www.facebook.com/pages/172525289460322#!/tamura.kazutosi
東京都豊島区池袋2-3-3 ゆう文ビル2F
03-5391-7100
(ランチ)土・日・祝11:30～14:30 (ディナー)月～日17:00～23:00
綺麗になった池袋エキチカを通って、C6出口１分の好立地です
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