こんな時でも、食事は毎日するので
自ずと、写真も溜まっているのですが
何の記事から書き出そうか・・と
やはり、3月11日当日の記事は外せないものですので
震災当日
浅草橋から歩き続け
ようやく入店した
こちらのご紹介から
再開したいと思います
浅草橋辺りは土地勘が無く
迷いながらもなんとか九段下まで出、そこから市ヶ谷へ
新宿通をひたすら新宿に向かい
その途中にも、好きなお店、行ってみたかったお店を探すのですが
やはり閉店していたり、未訪のお店(凪G)は見付からなかったり・・・
青梅街道をひたすら荻窪へ向かったのですが
その途中も、やはり何か楽しみ、目的無しでは
足も持たなくなって来ます
幸い、ゴール近くの南阿佐ヶ谷には
万福本舗とチキュウが
その2店を楽しみにしたのですが
案の定、万福本舗は閉まっておりました・・・
が
そのお隣りのスター餃子には
頼もしくも、光々と灯りが
こういう時は、本当に救われた気がして
まるで後光が差している様にも感じますね
年配男性グループ客の先客があり
盛り上がっています
インド系?の男性店員さんが
明るい声で迎えてくれます
いつもと変わらない日常の雰囲気を
一瞬、錯覚させてくれ
ホッと安堵感を感じます
こんな非常時で、お腹は全くと言っていい程
空いていないのですが
やはりここは、看板メニューの餃子と
1杯、気付けのつもりで
芋焼酎の水割りを戴きました
すっかり馴染みのある好きな街の
気楽なお店
そこそこの安堵感と
それでも、まだまだ歩かなくてはならない
気を抜いてはいけないという張り詰めた気持ち・・・
その為にも、身も心も温めておこうと
お酒に頼ります
店員さんは1人
聞くと、ネパールの方との事
これまでの辛さ?を
陽気で鷹揚な彼相手に吐き出し
TVを見ると、初めて知る
震源地付近の壮絶な映像が・・・
それでもまだ、我が身も不安な状態のため
「日本人は凄い自分の国なら
先ず、こんなに冷静に対処出来ない
大パニックになっているはず。」と言いつつも
青梅街道を歩く、大群の人々を見ては
「でも、みんなで歩くの楽しいね~」なんて言う
暢気なスタンスの店員さんとのズレを感じつつも
そんな店員さんのお陰で
だいぶ気分が楽になり、癒されもしました
豚骨スープ入りのスター餃子を
今回は厚皮で
焼きではなく、水餃子で戴きました
水餃子と云っても、いわゆるスープ餃子状態
そんな訳で、本場中国の水餃子と違い
肉汁たっぷりという訳にはいきませんでしたが
餡のボリュームはしっかりしていたと思います
緊張感と興奮状態で
あまり味がよく分かりませんでしたが
辛味噌の様な
ねり感のある、濃厚なタレに付けていただくタイプで
このタレはきっと、ご飯との相性もだと思います
スター餃子オリジナルラー油(食べるタイプではありません)とも
好相性でした
家に帰りたいという気持ちも強く
タクシーを呼ぼうか、などと考えていると
店員さんに
「タクシー高いよ~
今日は23時閉店?だから
ずっといなよ~
それで漫画喫茶泊まった方が安いよ」
と後ろ髪を惹かれつつも、正味40分位で退店し
荻窪まで歩き
駅前のタクシー列の先頭の方に
待ち時間を伺うと、「5時間半」との事
諦めてまた歩き出しましたが、1度休んでしまうと
お酒を飲んだのもあって、より寒さが厳しく・・・
←湯~とぴあの前を偶然通り掛かったものの
こんな時に限って、メンズデー
(男性の皆さんにはラッキーでした)
さすがに携帯も息絶え最後の頼みの綱のiphoneも危なそうだったので
写真は控え
ホットコーヒーとカフェラテのドリンクバーを戴いて
スパイシーポテトをおみやにし
なんとか帰路につきました
とっても美味しかったです
(画像は、翌日戴く際に撮りました)
付け合せのおソースが
グレービーソースっぽいフレーバーがあり
それにマヨネーズを合わせているのも
面白かったです
ちなみに、翌日は膝が曲がらず
ほとんど足がいう事を聞きませんでしたが
あれだけ頑張ってくれたので、無理は無いと思いました
東京都杉並区阿佐谷南3-2-3
03-3220-7748
[火~土]17:00~24:00 [日・祝] 12:00~22:00
定休日 月曜日(祝日の場合は翌日)
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