リンドウの花によせて | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

9月19日(月)今日も雨

 

        

 

リンドウの花は8月31日 9月16日 10月20日の誕生花、 

また薬用にも使われることから 敬老の日のプレゼント花として

使われる

 

9月16日は娘の誕生日だった。娘がもうすぐ敬老の日だし

私の誕生花でもあるから買ってきたと、

一鉢のリンドウを抱えて来た

 

 

リンドウ(竜胆)の生薬名は

竜胆(りゅうたん)で苦みがあり胃腸薬になる

名の由来は中国で 竜葵(りゅうき) これは日本のイヌホオズキ に

似ていて、味が熊の胆のより苦味があることからついた。

 

リンドウの花を見て

娘が

 

伊東佐千夫の「野菊の墓」の中で

民が「政夫さんはリンドウの様な人だ」

と言っていたのが非常に印象深かった。

 

野菊の花言葉は清楚、リンドウの花言葉は正義

だけど伊東佐千夫は花言葉を知っていて

民に野菊 政夫は竜胆にしたのかしら、

 

そして

お母さん知っていると聞かれ

 

「民さんは野菊の様な人だ 」と政夫が言った

悲しい物語 だったなということは知っているけど

リンドウの様な人だという クダリを覚えていなかった

 

お母さん今ね

 

「青空文庫と言うのがあってね、著作権が切れたのが

ネットに公開されていて「野菊の墓」もあるよ  

 

バアバーは息子夫婦から頂いたアイパットで

早速青空文庫を開いて 「野菊の墓」を読んだ

何とも かなしい物語 です 

今では理解できないほどに、考えられないことだけれども

チイちゃんも読んで 悲しいくて涙が出ちゃったと言っていました

 

青空文庫を知って

伊東佐千夫「老獣医」 も読んでしまった

 

手軽に開けるアイパットのお気に入りに入れて

 

永井隆「この子を残して」 を読み始めています

 

このところの雨続きですが

 

 一鉢のリンドウから

 

雨でも楽しい 時間が過ぎます

 

今日は敬老の日

 

家族に感謝です      ありがとう