古希山行 | おばあちゃんと 一緒に

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遠く忙しく暮らす子供達に、健康でいる証として60才代で始めたブログ、
しかし娘親子と同居、孫と付き合う日々、 孫達も成長し、とうとう私も70歳代になりました。そして2021年80歳になり、娘親子は独立し、また夫と二人暮らしになりました。

9月26日、27日古希山行の計画が旅になりました。

宮之浦岳を還暦登山と銘打って縦走したハイキングクラブの

女5人が古希を迎えました


 そして 今度は


古希登山と称して尾瀬登山を計画して26日に出発しました。


計画では

一日目福嶋県側の御池に入り

二日目

燧ケ岳に登り、温泉小屋に泊まり

三日目燧裏林道を歩いて御池に戻る予定


運転が得意なNさんのエンジのレガジーに5人乗り込んで


山の話、また10年のそれぞれの思いでが一気に公開かれたように


話が盛り上がりました。


親分肌のHさんの


このまま宿泊地の御池に行くのでは


身が萎えるから、少し足慣らしをしてから行こう


という案で、霧降高原の丸山に登ることにしました。


しかし当てにしていたリフトがもう動いていませんでした


そこで小丸山まで歩きました
おばあちゃんと 一緒に キスゲ平(小丸山の頂)

19998年9月に光徳牧場から大真名子山、女峰山、赤薙山をへて霧降高原えと縦走

しました。その時赤薙山の樹林帯から抜けると、前方に丸い真っ青な剥げ坊巣の様に

見える真ん丸い山に目を奪われました。それが丸山でした。

しかし今日見る丸山はカタチこそ円形だが、普通の何処にでもある山容に見えた。


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                            御池ロッジ

黒い建物は

         一瞬、暗い感じがしました。


そして夕食は
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これに岩魚の一夜乾しとてんぷらでした。


夕食をして、さて明日の登山の支度をしてみたが

天気予報では雨。


ともかく古希山行だから、雨の中を歩いて誰かが滑って怪我をしても

良くないから、と安全第一に考えて  

明日は帰ることに意見が一致しました。


尾瀬は皆一度や二度と歩いて、知り尽くしているだけに、


あっさりと意見が一致したのかもしれません



二日目

今朝、目が覚めて窓を開けてみると、雨だれが落ちて、窓から見える、湿原の草紅葉も雨で

頭をたらしたようになっている。


帰りは高速道路を使って帰ろうかという意見も有りました。


しかしこのまま帰るのでは、「今日の夜が長すぎるよ」と言う人


早く帰ると


私の夫に「何してるん、いい大人が山じゃなくても遊べるダンベー」


と言われるよね  と夫と何度か山行きをしているHさんがいうと


夫と同じクラブのメンバーゆえに


「ソウよね、Tさんにバカにされちゃうわね」


ということで

観光しながら帰ろうと言う事になりました。


先ず

        御池近くのモーカケの滝見物

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ブナ林が美しかった

おばあちゃんと 一緒に モーカケの滝


次に桧枝岐歌舞伎の舞台を見ようと車の中で皆の話がまとまりました。

沿道にヒラヒラ登り旗が見えて、「ここよ」と、さて駐車場はと見ても駐車場らしきものは見当たらない。

するとおばちゃんが「家の前に止めて」と声を掛けてくれました。良く見ると:民宿白木屋:と玄関に看板が

出ていました。皆さん「今度この地に来る時はここに泊まろうよ」

本当に県民性かすぐに情に傾きます

桧枝岐歌舞伎


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歌舞伎街道に旗ゆれていた

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街道に  能舞台の演目の中の   袖萩とお君の母子像 


能舞台
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鎮守様を囲むように石段がありその正面に能舞台がある




車で走っている屏風岩のたて看板を見て


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おばあちゃんと 一緒に 屏風岩

おばあちゃんと 一緒に 流れる水





前沢曲屋の集落に


馬と共に暮らした時代の家屋が今も保存され、

今も其処に暮らしている、ことに、此処の人達の努力と誇りを感じた。


規模は小さいが、タイムスリップした様は空間にひたれ


新鮮な気分になる。



おばあちゃんと 一緒に 水車小屋


おばあちゃんと 一緒に 資料館

おばあちゃんと 一緒に 囲炉裏のある居間





おばあちゃんと 一緒に 資料館を裏から見る





おばあちゃんと 一緒に 花が綺麗に飾られた民家

此処のご主人が草花を丹精込めて作っているそうです





おばあちゃんと 一緒に 薬師堂


おばあちゃんと 一緒に 薬師堂の天上

此処の住民が絵を描いて奉納したものだそうです


おばあちゃんと 一緒に カヤが干してあった



おばあちゃんと 一緒に 集落で記念撮影

家の周りに草花が植えられてあった家の若奥様にシャター押して頂き記念撮影

おばあちゃんと 一緒に お蕎麦やさん

お昼は此処のお蕎麦をいただいて


帰りは、雨で観光客のいない、霧降高原の牧場レストランで

ケーキセットのコーヒーを頂いて


山に登れなかったので、「古希山行リベンジよ」

みなの意見が一致し無事帰路に着いた