■栄養医学 エビデンスをもった栄養医学 #オーソモレキョラー療法 | まねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美 ペットのいる暮らし

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小動物臨床をしている獣医師です。書くことが好きで本も書いています。自分の勉強したことを伝えて、少しでも世の中に還元できれば、こんな嬉しいことはありません。

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今週号の『ニューズウィーク 日本版』8.1号に掲載されています。

私は、ここで書く栄養医学は、この『オーソモレキョラー療法』を勉強しに行き、書いています。

2度のノーベル賞の受賞者として知られる分子整合医学のライナス・ポーリング博士とカナダの精神科医エイブラム・ホッファー博士が設立した医学会です。

動物のカラダは、栄養が関与しない臓器や部位などはなにひとつありません。

私は、
1,がん
2.IBD  慢性下痢
3.慢性皮膚病
4.慢性腎不全
5.その他

などに、このオーソモレキョラー療法を使っています。
人間のエビデンスにのっとって動物の医療に当てはめているわけです。

オーソモレキョラーの意味は、
オーソ   ortho   正当な
モレキュラー    molecular   分子による。
日本語に訳すと
分子整合医学になります。

栄養学は、いまや
『病気にならないためのもの』から
『病気を治すための手段』へと進化を遂げています。