来院されている12歳の猫さまは、以下の症状です。
1、目ヤニ
2、鼻水
3、ひどいときは、咳もします。
こんな子は、多くいる筈です。
というのは、猫さまは、小さいときに、猫ウイルス性鼻気管炎という病気にかかる子がたくさんいます。
この猫ウイルス性鼻気管炎は、ネコヘルペスウイルスなので、一度、かかるとカラダの中から、出ていかないので、神経叢などにいます。
免疫が下がると、
1、目ヤニ
2、鼻水
3、ひどいときは、咳もします。
なるので、抗ウイルス剤を使ってもなかなかなよくなりません。
病院でよく処方されるのは、
1、ステロイド剤です。
もちろん、ステロイド剤はいい薬ですが、長く続けると以下のような副作用があります。
1、糖尿病になりやすい
2、肝臓病になりやすい
3、医原性のクッシングになりやすい。
このような理由から、
1、リジン
2、ビタミンD
を処方をしています。
1、リジンは、ヘルペスウイルスの増殖を抑えます。
2、ビタミンDは、ビタミン界のステロイドと呼ばれています。
これで、よくなった子は、たくさんいます。
猫さまの目ヤニ、鼻水は、ネコヘルペスウイルスが原因の子が多いので、気をつけて投薬してあげてね。