スイスの全校100人にも満たないようなアットホームなボーディングスクールに、震災以降は日本からの小学生が増加しているらしい。
私が長女とボーディングスクールへの留学を考え始めたのはせいぜい小学5年生ごろだったのだが、このママはお子様がプリスクールのころから、より良い教育環境を見つけるために日本全国でも世界各地でも飛び回っていらした。
私が子供たちをYMCAなどのサマーキャンプに送り込んで、ランチビールで飲んだくれているのとは訳が違う。
わが家も南半球で現地の小学校体験をする機会があったのだが、小学校時代に他校を比較できるというのは、子供にとってかなり価値観が変わって良い経験になると思う。
スイスの学校は、この親子にとって日本にいるときよりのびのびしていて、このままヨーロッパでのびのびした大学に進学するのも悪くないと感じたらしい。
震災で、辛く悲しい思いをしてきた子供たちの一人でも多くが、以前よりも良い教育環境に変わっていってほしいと思う。
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