私個人の近況を綴る「Noblesse oblige」のほうで記事をアップして来ましたが、留学専門のブログを作ってみようと思います。
海外教育を考えるきっかけ
私が子育てを始めて迎えた21世紀の教育は、東大が世界のトップ10からトップ20になっていました。
つまり、わが子のために少しでも良い教育をと、生まれてすぐ送られてくる教材のダイレクトメールやどんなに良い進学塾へ通わせたとしても、日本国内での最高学府は、世界の20位あたりという時代になってしまったのです。
日本の教育費は、進学塾や部活の合宿、習い事などを含めたら決して安くはないのに、世界の20位では親としてもまったく士気が上がりません。
子供たちには明るい未来を築いてほしいという願いから、わが子を海外留学させるというチョイスについて考えるようになりました。
12才からの海外ボーディングスクール
そうすると、教育相談するところが進学塾から留学エージェントになります。
留学エージェントも自分の得意な地域や、世界のお金持ちの子を集めたい学校のプロモーションを手伝う側面もあるので、わが子に最適な学校選びというのは、親がいろいろな角度から調べる必要があると思います。
多くの留学案内は留学エージェントのものがほとんどなので、日本の親による親の目線での留学体験記を発信します。
低年齢の留学というのは富裕層だけの特権ではないかと思われるかもしれませんが、わが家が目指すのはトップクラスではなくミドルクラス、王室の子とご学友にはなれないとしても地元の中流家庭が送るような学生生活を経験させたいです。
進学について、私は東京の中高が決して悪いとは思っていません。
東京の中高にも部活もあるし、通学も含めて朝7時から夜7時くらいの12時間は有意義なものだと思います。
しかしもし、学校の敷地に広いプールやスケートリンク、馬術場、ゴルフ練習場、スキー場、音楽スタジオなどがあったら、もっと中高の間にいろいろなことを経験できるのではないかとも思ったのです。
東京で暮らしていると、この夜7時から朝7時の12時間は、中高生に携帯かPC、テレビくらいしか与えられない気がします。
わが家と同じくらいの生活レベルの家庭の中高生が、地球の裏側ではどんなティーンエイジを過ごしているか、それが東京よりずっと素晴らしいものならば経験させてあげたい、というのが私の留学に対する思いでした。
このブログを通して、「こういう情報があるなら、うちもやってみたいな」ということを紹介するとともに、子供たちを海外で教育させるほうがこの国を良くしていける可能性が高いようなことがあるならば、ひとりでも多くの子供が世界に羽ばたいて行けるようになることを願っています。
長女の事例
長女自身も中学の進学について、3つの希望がありました。
・ 共学校に進学したい
・ 旅行関連の仕事に憧れている
・ 日本の中学受験はしたくない
日本の中学校のほとんどは中学生の単身留学を認めていないので、日本の中卒にこだわるならば、中3の卒業式までに帰国しなければならないと地元の教育委員会から言われました。
最近ようやく、日本の高校にも国際コースや英語による授業などが導入され、帰国子女として高校受験することができるようになったので、長女には日本の高校進学という選択肢もあります。
2011年3月11日 東日本大震災
南半球に1年留学していた長女は、1月から9年生が始まったところでしたが、日本の状況は大きく変わりました。
春休みには高校進学と留学についてじっくりリサーチしようと思っていた矢先だった私は、被災を免れた長女を日本の高校へ通わせることを止めることにしました。
そうして高校留学について調べると、いろいろなことがわかってきました。
まず日本の高校の常識
「入学志願者の年齢は入学年度の4月1日時点で満15歳以上となる」
という年齢についてのことが、海外ではあまり書かれていません。
確かに長女の学年にも年下の子が飛び級しているという話を聞いていました。
+ 飛び級か留年か
つまり日本では中1の長女は、北米の4年制高校を選ぶ時期というよりも出願もとっくに始まっているということに気づかされました。
・ 共学校に進学したい
・ 旅行関連の仕事に憧れている
・ 日本の中学受験はしたくない
日本の中学校のほとんどは中学生の単身留学を認めていないので、日本の中卒にこだわるならば、中3の卒業式までに帰国しなければならないと地元の教育委員会から言われました。
最近ようやく、日本の高校にも国際コースや英語による授業などが導入され、帰国子女として高校受験することができるようになったので、長女には日本の高校進学という選択肢もあります。
2011年3月11日 東日本大震災
南半球に1年留学していた長女は、1月から9年生が始まったところでしたが、日本の状況は大きく変わりました。
春休みには高校進学と留学についてじっくりリサーチしようと思っていた矢先だった私は、被災を免れた長女を日本の高校へ通わせることを止めることにしました。
そうして高校留学について調べると、いろいろなことがわかってきました。
まず日本の高校の常識
「入学志願者の年齢は入学年度の4月1日時点で満15歳以上となる」
という年齢についてのことが、海外ではあまり書かれていません。
確かに長女の学年にも年下の子が飛び級しているという話を聞いていました。
+ 飛び級か留年か
つまり日本では中1の長女は、北米の4年制高校を選ぶ時期というよりも出願もとっくに始まっているということに気づかされました。
高校進学というと、日本では受験のイメージがとても強く、人生で大きなイベントのほうだと思っていましたが、長女の高校留学はすんなりと決まりました。
+ 地味に海外高校の合格
日本では海外トップクラスの高校へ留学する条件が厳しいという情報は聞いていましたが、高校留学にもいろいろあるということです。
執筆の思い
子供の成長の速さもそうですが、国際情勢、国内情勢の変化も激しい時代なので、なるべくリアルタイムの留学情報をこれからも発信してゆきたいです。
留学に興味がある大人や子供はもちろん、国際教育に賛同してくださるご家庭とこのブログを通して有意義な情報交換ができれば幸いです!
また更新情報は、ツイッターやLINEでもご案内しています。
それでは、これからもよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。
>>「12才からの海外ボーディングスクール」目次