みなさまこんにちはオリーブオイルソムリエのベリタリアです。
昨日はずっと見たかった映画「天のしずく」を見に、広島県福山市の駅前映画館「シネマモード」に行ってきました。
映画初日に監督とプロデューサーが舞台挨拶に来られるという何とも嬉しい企画つきでした。
食を通じて数々の啓もう活動をなさっている、作家であり料理研究家でもある「辰巳芳子」先生を描いたドニュメンタリー映画「天のしずく」”いのちのスープ”
いのちのスープとは、辰巳先生のお父さまが闘病なさっていたときに、食事が喉を通らず、色々工夫し末に考え出されたスープのこと
死に向かう人が、夢も希望もなくなってくる状況で
唯一生きている実感が持てるのが「食」
自分の口で食べること
それが生きている証なのです
上映後に行われた河邑監督と、矢内プロデューサーの舞台挨拶では、さらに制作現場でしか知りえない数々のエピソードを、お聞きすることができました。
この映画は見る人によって、ぐっとくる場所が全く違っていて、
それぞれの経験とつながったときに
涙が止まらなくなるんだそうです
私の場合は最初っから、、
ほぼ7年間脳梗塞で寝たきりだった母のことを思い出して
このスープを知っていたら、食べさせたかったと
そんなことを思いながら、涙が止まりませんでした。
丁寧に生きることは何か? 食はいかに人にとって大切か
、
人は人によって生かされ 愛によってのみ人は人となれる
愛は人の中にあるのではなく、人と人との間にある
愛することは生きること
ゆったりとした映像と共に、とても深い言葉の数々が、じわ~っと心地よい映画でした。
映画が終わってから、パンフレット5冊を買いこんだ私は
しっかりサインをしていただきました。
そして、矢内プロデューサーと河邑監督と写真とっていただきました。
この映画は、先月奥田シェフが来られた時に開催した「食の映画祭」のときに、上映したかった作品の一つでした。
どうもフィルムとの予定が合わず、5月の公開となりました。
本当に見る価値のある、素晴らしい映画です。 多くの方に見ていただきたいと、心から願っています。