21日夕に皆既月食=赤銅色に見える?

 21日夕、日本の大半の地域で皆既月食が起きる。今年は元日と6月26日に部分月食が起きたが、皆既月食は2007年8月28日以来、約3年ぶり。天気が良ければ赤銅色の月が見える可能性が高く、北海道のなよろ市立天文台や兵庫県立西はりま天文台公園などが観望会を開く予定。
 国立天文台によると、月食は太陽と地球、月が一直線に並ぶ現象。月の一部が地球の陰に入ると部分月食となり、完全に陰に入ると皆既月食となる。皆既月食でも地球の大気で屈折した赤い光が月に届くため、真っ暗にならず、赤銅色に見える。大気中のちりが少ないとオレンジ色、多いと赤黒くなるという。(時事ドットコムより)