昨日紹介したバルセロナの本に、リーダーシップについての話がありました。
この本の中には「4つのリーダーのタイプ」というのが書かれています。
■政治的独裁者
専門的知識や経験が限られていて、地位によって授けられた権力と影響力を行使する。このタイプに率いられると優秀なメンバーを失う。
■まとめ役
知識に乏しく経験も浅いが、管理能力に優れたタイプ。リスクを冒さず、失敗は少ない。物事が上手く行っている時に限れば上手く行くタイプ。
■権威的エキスパート
素晴らしい知識と経験を持ち、専門分野において評判が高い。ミスに対しては狭量で、見てみぬふりをする。管理能力は低い。
■コーチ
知識、経験があり、管理能力にも長けている。
の4つです。
これについて、サッカー界では有名な監督を例に挙げて説明しています。
ファンハール、カペッロ、クライフ、そしてバルサの前監督ライカールト、現監督グアルディオラなどなど。
僕はファンハールみたいなタイプが結構好きですけど、今のトレンドではないですね。
大事なのはマネジメントスタイルの順応性。
常にやさしい人、常に厳しい人というのは順応性がありません。
サッカーの監督なら、そのとき必要なように監督を変えればいいですが、中小企業の経営者ならそうはいきません。
経営者はここでいう「コーチ」にならないといけません。
僕も頑張ります。