著者はインターネットの可能性を強く感じながらも、ネット界にはびこるウソ、裏側をよく知っている方だと思いました。
クチコミマーケティング、バズマーケティング、呼び方はなんでもいいんですが、とりあえずクチコミを起こして商品やサービスを売り込もうというマーケティング手法のことです。
ここ最近、物知り顔で「これからはバズマーケティングだよ」とか言う人が増えています。
クチコミって意図的に起こすもんじゃなくて、商品やサービスをよくしようと努力していたら自然発生的に起こるものだと思っていたので、この本は的を得ていておもしろかったです。
私も著者と同じく、インターネットの可能性にはワクワクしています。
ただ、商売の基本はどれだけインターネットが発達しても変わらない。
これを忘れてはいけないなと思います。