2011.3.11.14:46を忘れない！！
2011年3月14日、14時46分。あの時、僕は仕事で東京駅近くにいました。
仕 事柄、東京へ行く事があり、東京駅近くの韓国の家庭料理が食べられるお店『とうがらし』で同僚と共にスンドゥブ定食やユッケジャンラーメン定食を食べました。そして、そのランチ休憩を終えてから約1時間後に東日本大震災は起こりました。
僕は小学5年生の時に大阪で阪神大震災も経験しました。どちらも被災地の中心にいたわけではありませんが、阪神大震災は僕の中では蚊に刺された程度にしか思えません。東日本大震災は時間まで詳細に覚えているにも関わらず、阪神大震災は時間までは覚えていないからです。早朝だったから覚えていないのか？いえ、僕はあの日、なぜか喘息の発作で5時頃から苦しくて起きていたのを今も覚えているんです。でも時間までは覚えていない。それがいかに東日本大震災の威力が強大だったか、という僕なりの体感なのかもしれません。
あの時言った、"夢"は忘れていない
「復興した同じ場所の写真を撮る」
東日本大震災から約1カ月後、僕は被災地にボランティアへ行きました。その時、たまたまあるレコードショップの泥掻き、掃除を担当した日の事でした。その店のご主人と英国のロックバンド＝The Rolling Stonesの話をしたのですが、僕が高校時代に英語の授業の中で、
≪（）内に適切な単語を入れて文章を成立させなさい！≫、という問題の時に、
（）内に入る単語が”satisfaction”だったのですが、その時の英語の先生が、
「ローリング・ストーンズの名曲やね！！♪サ～ティスファークショ～ン！！知ってる人いる？」っと、生徒に問い、僕だけがクラスメイト40人の中で唯一手を挙げたんです、というエピソードを話すと、すごく優しい笑顔と、「ありがとう。そういう話をしたかった」っと言ってくれたレコードショップのご主人と奥様。
「１年後、復興した同じ場所を写真に撮るためにまた来ます」と言い残して僕は帰宅したものの、僕はまだあれから4年経っても行けていません。
でも忘れてません。今でも復興した同じ場所の写真を撮るのが夢であり目標である事は変わりません。このブログを通じて、被災地在住の読者の方がいる事もわかりました。有難うございます。
昨年9月に東京に行った際に、行きつけだった韓国料理屋『とうがらし』に久しぶりに行きました。
看板が綺麗になっていました。
メニューは特に変わらず美味しかった。相変わらず接客は粗いけど、やっぱりランチ時は満席で店外に"待ち"も出来ていた。
『とうがらし』も色々と変化もあったのでしょうが、"変わらない良さ"もあった。
そして2011年3月11日の事を思い出しました。
あのレコードショップは今どうなっているのか？
あれから4年、本日こそ確かめて来ます。
