10年間で1度のリーグ優勝~西野監督が獲得した最も難関のタイトルは?☆【J特】 | ヒロ・ゴラッソ

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セホーンー呂比須体制になったガンバ大阪ですが、10年間も西野監督が指揮を執り続けていたので、我々は少々リアクションに困りますよね!?

リーグ戦での得点失点
年度 試合 得点 失点 順位 監督
1993 36 51 65 7 釜本邦茂
1994 44 66 82 10 釜本邦茂
1995 52 87 107 14 ジークフリート・ヘルト
1996 30 38 53 12 ヨゼップ・クゼ
1997 32 66 46 4 ヨゼップ・クゼ
1998 34 47 61 15 コンシリア☛フレデリク・アントネッティ
1999 30 36 46 11 フレデリク・アントネッティ☛早野宏史
2000 30 47 43 6 早野宏史
2001 30 50 48 7 早野宏史☛竹本一彦
2002 30 59 32 3 西野朗
2003 30 50 46 10 西野朗
2004 30 69 48 3 西野朗
2005 34 82 58 1 西野朗
2006 34 80 48 3 西野朗
2007 34 71 37 3 西野朗
2008 34 46 49 8 西野朗
2009 34 62 44 3 西野朗
2010 34 65 44 2 西野朗
2011 34 78 51 3 西野朗
2012 34       セホーン

※赤字は最多、タイトル獲得

 

ざっと、これまでのガンバ大阪のリーグ戦での成績や監督を列記しましたが、西野監督就任前は1度も年間4位が最高だったチームでしたが、西野監督就任後の10年間で1位が1回・2位が1回・3位が6回という3位以上が8回というのは凄い事です!!

 しかし、それだけ長い期間やっていながらこれでは”万年3位”クラスから脱却出来ていないという指摘も正しいのも事実。

 獲得したタイトルは、2007年のゼロックス・スーパーカップと2008年のパン・パシフィック選手権を除く主要タイトルに絞れば5個。

 ・2005年Jリーグ

 ・2007年ナビスコカップ

 ・2008年アジアチャンピオンズリーグ

 ・2008年度天皇杯

 ・2009年度天皇杯

以上です。

西野監督自ら語っている通り「もっと柔軟に対応すればタイトルを獲得できた」というのはファン・サポーターも多くが思っている事です。

 その一方で、2005年からリーグ戦が完全1ステージで、18クラブ・全34試合制で展開されるようになってからの7年間に置いて、リーグ最多得点クラブという称号・タイトルを4回獲得という難しいタイトルを半分以上獲っています。

 西野監督が獲得した最も重要で難度の高いタイトルとは、

ファンやサポーター、サッカーファンを魅了したり、夢を与えたり、サッカーを知らない人々に「サッカーって楽しそうだな」っと思わせてくれる攻撃的で魅力的なスタイルを獲得した事。

 コレが西野監督の獲得した最大のタイトルですよね!!

 今思えば、バルセロナが2008年5月にフランク・ライカールト監督を解任して、ペップことジョゼップ・

グアルディオラが就任するって発表した時も何度も「ありえない」と思いましたね。

 ライカールト監督は今では考えられない前年リーグ6位でリーグ優勝から4年遠ざかるという大不振のバルサに2003年夏に就任して、2年目と3年目にリーグ連覇&3年目に欧州チャンピオンズリーグ優勝を成し遂げましたが、4・5年目を無冠で過ごして2年間タイトルなしで解任になりました。

 そして、その期間に17歳のリオネル・メッシをトップチームに抜擢しましたし、現在まで唯一と言える”ロナウジーニョを輝かせられる監督”でもあります。

 その彼を切って、いくら13歳から下部組織にいた選手でもあったとはいえ、指導経験がバルセロナの2軍である当時はスペイン実質4部リーグ所属のバルセロナBでの1年間だけ。というキャリアの浅いペップに変えるなんて・・・・って何度も思いましたよね!?

 しかもペップ就任会見で「エトー、ロナウジーニョ、デコは戦力外」発言は何考えてんだ?この人は。と思いましたもんね。エトーだけは移籍先が見つからずに残留して、即レギュラーにもなるという異例の人事でしたし。

 さらにシーズンスタートして、2戦合計で突破したとはいえ、チャンピオンズリーグの予備予選でポーランドのビスラ・クラクフに1回負けるし、リーグ戦の開幕戦にも負けて、2節も引き分けって。

 今でこそペップは世界最高の監督と言われ続けてるけど、下手したらバルサ史上最短解任監督になりそうでしたし、ホーム・カンプノウのお客さんも一気に落ち込んでからの快進撃でしたもんね。

 サッカーって奥が深い!!解らない!!

呂比須は少なくともペップの就任時に強調していた「ハードワークの重要性」や「細部の分析」を自ら把握するために、練習時に1本5万円するGPS付きのバンドをつけさせて練習中の運動量やコンディション状態を管理するなど、独自のスタイルを打ち出すだけの自身の指導哲学を見せてくれているので僕としては安心してるんですよ!!

 沼田獲得の件に関しても自分の人脈を使って、でもクラブに迷惑かからない程度に強化を図る意識もセンスあるなって思いますし!!

 ブラジルでは映像も使って、相手や味方の分析を自ら行なっていたと言いますし。セミプロ級のクラブにいたからこそ、一人がやる仕事が多いから経験出来る事やそれに対する気付きも多かった推測出来るので、監督としての自身の哲学や理論、指導方法に期待しても良いんではないでしょうかね!?

 ペップ就任時にバルセロナの人々がライカールトと比較してしまう事を、現在は大阪の人々が、呂比須を西野さんと比較するような似たような現象を経験している。

 ガンバサポーターの歴史もそれなりに育んでるんだな!!って改めて思いました!!

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2011Jリーグ特命PR部員 hirobrown