ここではアーセナルの全選手について今季の公式戦全試合の出場記録とプレミアリーグに関しては僕の独断の採点を平均化したものを掲載し、寸評も交えて個々のパフォーマンスについて振り返りたいと思います☆
どうぞお楽しみくださいませ☆
※リーグ＝プレミアリーグ、CL＝チャンピオンズリーグ（プレーオフも含めての成績）、FA＝FAカップ、CC＝カーリングカップ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【GK】
出場機会なし
当たり出したら止まらないビッグセーブを続けるゲームでは結果的に敗戦を喫するという運のないGK。
昨季のウエストブロムウィッチとの２試合で決定的なミスをして以来干される。
現在はチャンピオンシップへ降格したウエストハムへ、GKロバート・グリーンの怪我により１ヶ月のローン移籍して復帰。賛否両論あるGKですが、個人的には第２GKとしては準備が常に出来てる優秀な選手だと思うので、残留させてもいいのでは！？※ファビアンスキとマンノーネが怪我した影響で、エヴァートン戦からベンチに入っている。FAカップのリーズ戦辺りで出場機会が回ってくるのか？
１３ヴォイチェフ・シュチェスニー ２１歳
リーグ１５試合（先発１５）１３５０分２３失点、評価６．７５
CL７試合（先発７）６３０分、４失点
昨季後半戦からレギュラーに定着したポーランド代表GK。キック精度、キック力に不安を抱えるが、セービング範囲が広く、闘争心も激しく、”戦える”新守護神は、１０年以上正GKとして君臨しそうな高いパフォーマンスを見せる。代表でもレギュラーを獲得した模様で、今季終了後の母国開催のユーロ２０１２でも活躍が期待されている。
２１ルカシュ・ファビアンスキ２６歳
CL１試合（先発１）２５分１失点
CC３試合（先発３）２７０分３失点
思いっきった飛び出しや鋭い反射神経でゴールを死守するGK大国のポーランド代表。昨季、前半戦で加入後初の定位置を掴んだかに見えたが、肩の故障で２ヶ月ほどでそのポジションを明け渡し、シーズンを棒に振った。母国開催のユーロ出場が掛かっているために、同クラブに同じポーランド代表GKは二人いるのは不自然。おそらくレンタル移籍で冬に出場機会を求めるだろう。※と思いきや、CLのシティ戦で大怪我を負った模様。母国開催のユーロも絶望か！？
２４ヴィット・マンノーネ２３歳
CL１試合（先発０）６５分２失点
２シーズン前に、GKの度重なる負傷で、リーグ５試合プレーし及第点以上のプレーを披露して実力をアピール。昨季はチャンピオンシップのハル・シティでレギュラーとしてプレーして、今季からレンタル復帰も出番なし。
安定したセービングが光るが、守備範囲が狭く、バックパスを処理出来ないのが痛いか？ファビアンスキに引き続き故障。せっかくのチャンスだったはずなのに・・・。
【CB】
４ペア・メルテザッカー ２７歳
リーグ１１試合（先発１１）９６９分、評価５．９０
CL５試合（先発５）４５０分
近年好成績を残すドイツ代表でナンバーワンの実績のある１９７cmの長身CB。そのあまりの実績から来る期待には応えきれてないが、言葉や生活の問題という国外に移籍しない傾向の強いドイツ人選手ならではの苦労を伴いながらも、度重なるCBの故障時に唯一の切り札としてプレー。今後は遂に復帰した守備の要であるベルギー代表DFトーマス・フェルマーレンやフランス代表DFローラン・コシールニーとの高いレベルでのポジション争いやローテーションが期待できるレベルにまでフィットしてきました。
５トーマス・フェルマーレン ２６歳
リーグ８試合（先発７）６２４分３ゴール、評価７．３３
CL５試合（先発５）４５０分
CC２試合（先発１）９４分
遂に復帰したアーセナルの守備の要。２シーズン前の衝撃のデビューシーズンから一転、昨シーズンは原因不明のアキレス鍵痛で９ヵ月ほどを棒に振った。CBだけでなく、SBやMFでも起用できる柔軟性とボールテクニックもあり、最終ラインからゲームを組み立てたり、ミドルシュートやドリブルで一気に持ち上がるプレーで攻撃に迫力を与えられる。守備面でも１８０cmという少し小さい体格ながらも、フィジカルコンタクトに強く、スピードも抜群で頼りになるDFリーダー。また、ヘディングが強く、攻守両面で大きな武器となる。※サントスの怪我で左SBでの起用も抜群の適用ぶり。現在所属する本職SB陣よりもプレーレベルが高かったと言える出色の出来でした☆もちろんCBとしては完璧！！さらに守備陣が安定してきたここ最近は、持ち味の攻撃力を流れの中からでもどんどん発揮している。すでにリーグではチーム２番目の３ゴールを記録☆「ヴァーミネーター」の復活☆今後はサントスが長期離脱に入った事で左SBとしてプレーか！？
６ローラン・コシールニー ２６歳
リーグ１３試合（先発１３）１０９６分、評価６．８６
CL５試合（先発５）４４３分
CC１試合（先発１）９０分
昨季加入した足元の技術もあるCB。スピードもあり、フィジカルも抜群。カヴァーリングタイプだが、ストッパータイプとして相手エースをマンマーク出来る強靭な守備も見せる。ただ守備側の選手として珍しく調子にムラがあり、波のある選手ではある。先日フランス代表としてデビューも果たした☆フェルマーレンとのCBコンビをもっと多くみたい！！きっと今までにない魅力あるCBコンビになるだろう☆※SB陣の故障により右SBとしてプレーする機会も無難にこなして、さらに幅を広げた印象。頼りになる守備者☆
１８セバスティアン・スキラッチ ３１歳
CL１試合（先発１）９０分
CC２試合（先発２）１８０分
昨季加入した元フランス代表CB。モナコ、リヨンの黄金時代で数多くの経験を積んだ彼が格安の額でアーセナル加入した、と思ったら、スピードが衰えてるだけでなく、怪我が多く戦力になりきれていない。高さを武器とする面もあるが、実は身長も１８４cmと並。今季も怪我からシーズンインし、苦しい状態。
２０ヨハン・ジュルー ２４歳
リーグ８試合（先発５）４７５分、評価５．４２
CL５試合（先発２）２６０分
CC２試合（先発２）１８０分
昨季の後半はレギュラーとしてプレーした早熟のスイス代表守備のマルチプレーヤー。元々はボランチであるがため、フィードに自信ありとされるが、DFラインから縦パスを送る事は少ない。１９０cmある身長にスピードもまずまずあるだけに面白い存在であるが・・・それが５年ほど続いている状態。現在は人材難の右SBの穴を埋めて奮闘中☆
３７ダニエル・ボアテング１９歳
CC１試合（先発０）６分
全く観てないのでわかりません。リザーブ契約選手。
４９イグナシ・ミケル １９歳
リーグ２試合（先発０）８２分、評価６．００
CL１試合（先発０）３９分
CC３試合（先発３）２６０分
バルサの下部組織出身のスペイン人CB。左利きのCBという希少価値の高い選手でフィードに定評がある。左SBもこなすなどポリバレントな選手。昨季後半から国内カップでプレーし、今季リーグ２節のリヴァプール戦でリーグデビュー。好プレーをみせていたのに・・・クリアボールを当ててしまい失点に絡んだ。それでも以後のリーグカップでは勝利に貢献。この選手が伸びてくれば非常に大きいスカッドになるはず！！注目株☆また、今季直前にはスペインU-１９代表で欧州チャンピオンになっているなど下部年代での実績も持つ☆【SB】
３バカリ・サニャ ２８歳
リーグ６試合（先発６）４８１分１アシスト、評価７．１７
CL４試合（先発４）３６０分
世界屈指の実力の持ち主で、フランス代表でも不動の右SB。右サイドを幅広くアップダウンできる豊富なスタミナと攻守両面で有効な技術、スプリント力、俊敏性を持ち合わせる。CBも務められる守備力の高さも武器。長所と短所の激しい選手が多いアーセナルにあって、最も安定感があり、弱点のない選手。
また、練習の際には、我等が期待の星＝宮市亮がサブ組の左ウイングで出場するため、いつもマッチアップする選手でもあります。彼を抜けるようになってきた宮市なら即プレミアでも通用します！！
※現在は骨折で戦線離脱中も、そろそろ復帰情報が入ってくるか？？
１１アンドレ・サントス ２８歳
リーグ８試合（先発７）６７０分１ゴール、評価５．７９
CL６試合（先発５）４１５分１ゴール
所属元のトルコ・フェネルバフチェが八百長問題などで揺れた影響か？コンディション不足からフィットが遅れてるものの、攻撃面の新たな引き出しとなる長い距離を一気に上がる攻め上がりなどのプレイは見せており、すでにリーグとCLでゴールも記録している現役ブラジル代表の左SB。コパアメリカではレギュラーとしてプレー。
※SB陣が軒並み負傷し、選択の余地なく、場数を数える内に、遂にコンディションがフィット。身体も明らかに絞れてきて本領発揮！！も、軽傷を負い、３週間程離脱へ。加入後は飛ばし気味だったので良い休養にしてもらい、過密日程の年末には復帰出来るので頼りにしてます！！ロビン曰く「ロベカルのよう」※２しかし・・・本日靭帯の修復手術を受けると発表・・全治３ヵ月・・どうなる？
２５カール・ジェンキンソン １９歳
リーグ６試合（先発４）３８３分、評価点５．４２
CL３試合（先発３）２４２分
CC１試合（先発１）９０分
３部の同じロンドンにあるチャールトンから加入の右SB。１８５cmというSBとしては大きめの体格を活かしきれてないが、果敢な攻撃参加とアーリークロス含め、クロスの種類が豊富。日本人でいうと、柏レイソルの五輪代表右SB酒井宏樹に似ているプレイスタイル。
２８キーラン・ギブス ２２歳
リーグ５試合（先発５）４１０分、評価６．１０
CL３試合（先発２）１４２分
CC１試合（先発１）９０分１ゴール
溢れる攻撃力のイングランド代表左SB。テクニックとスピードを活かしたドリブルでの局面打開だけでなく、ゲームメイクも出来るビルドアップ能力など、ポテンシャルの大きさはピカイチ☆
度重なる怪我、特に骨折が多いのは名前のためか？（苦笑）
【MF】
２アブ・ディアビ ２５歳
リーグ１試合（先発０）２１分、評価６．００
CL１試合（先発０）５分
そろそろ復帰が噂されるフランス代表MF。１９０cm近い身体能力を活かしたタックルでボールを奪い、スルスルっと独特の間合いから大きなストライドを活かして抜けていくドリブル突破やボールキープに魅力があり、左サイドからカットインするプレイからミドルシュートを狙うプレイも鋭さあり。万能型なのか？イマイチ定まらないポジションと度重なる怪我に泣かされる。２シーズン前はレギュラーとしてプレーし、得点力もあるところを見せた☆※先月復帰も、直後にまたも負傷・・・この人が戻ってくれば新たなアクセントになるのに！！
７トーマス・ロシツキ ３１歳
リーグ７試合（先発３）２９６分１アシスト、評価６．２０
CL６試合（先発３）３４５分
アーセナル加入後、２年目での怪我から１年半に渡る長期離脱を経て復帰も、従来のスピードあるドリブルは見られない。それでもパスセンスに衰えはなく、華麗なスルーパスを通す芸術性のあるチェコ代表MF。※オリンピアコスとのアウェイ戦の期間に、ギリシャへの移籍が報じられる。また、そのグループ首位通過が決まっていた消化試合でも途中出場。まさか・・がありえる！？
８ミケル・アルテタ ２９歳
リーグ１２試合（先発１２）１０７２分３ゴール１アシスト、評価６．５５
CL５試合（先発５）４５０分
スコットランドリーグのレンジャーズでもプレーしていたし、エヴァートンでの華々しい活躍はプレミアリーグファンの方々なら御存知の通りで、即レギュラーとしてプレーし、すでに主力としてフィットしてくれているスペイン人MF。シンプルなパス捌きと、アクセントとなるキープ力や展開力、ミドルシュートを兼備し、ゲームメイクするだけでなく、運動量も豊富で激しいタックルも厭わない新司令塔☆
※特筆した大活躍はないものの、チームで攻守に渡って最も安定したパフォーマンスを見せ、地味ながらもラムジー、ソングとの「新・アーセナルの中盤」を結成し、チームの攻守のバランスの向上・チームの立て直しに一役買っている。
１６アーロン・ラムジー ２０歳
リーグ１４試合（先発１４）８８１分１ゴール３アシスト、評価６．６３
CL６試合（先発４）３７１分１ゴール
今から１年前に事件のような大怪我に見舞われ選手生命も危ぶまれたウェールズ代表MF。怪我から復帰した昨季は短期レンタルを繰り返して試合勘を養い、終盤戦にチームに復帰。ホームでのマンチェスター・ユナイテッド戦で、自身のボール奪取からロビンを経由しての値千金の決勝弾で復活を印象付ける☆
迎えた今季は、主力MFの大量放出もあり、開幕直後からレギュラー定着。試合を重ねる度に成長を感じさせる元気印は、代表でも２０歳で主将に任命されている。
豊富な運動量はもちろん、ミドル・ロングレンジのシュートは威力・精度ともに抜群。短いパスよりも、長いパスによる大きな展開力を得意とするフランク・ランパードやスティーブン・ジェラード型の英国系MF。エリア内へ飛び出してくる動きも多くなってきて、相手にとって脅威となる選手になってきた。
※最近は以前ならミドルシュート撃つ場面でも、チップキックで浮き球パスを送るなど、プレーのバリエーションが豊富になってきた印象。「若い選手は試合をこなす毎に成長する」、という言葉を体現する活躍ぶり☆
１７アレクサンドル・ソング ２４歳
リーグ１２試合（先発１２）１０５６分１ゴール５アシスト、評価７．１４
CL６試合（先発６）５４０分
最後まで尽きない闘争心と運動量、激しいタックルでチームの屋台骨＝攻守のキーマンとなるカメルーン代表。CBも務める守備力もさることながら、中盤を引き締めながらも、機をみた攻撃参加で見せる飛び出しやドリブルにも非凡なものがある。アーセナル自慢のテクニカルなサッカーを支える彼の中盤でのカヴァーリングやサポート意識、ポジショニングは必要不可欠な存在☆以前からパスセンスも感じさせたが、今季はアルテタ、ラムジーとの中盤３人の関係が良く、前線へ飛び出す機会も効果的で、すでにチームトップの５アシストを記録するなど、ゲームメイカーとしても機能している☆
１９ジャック・ウィルシャー １９歳
出場機会なし
現在も共に主力となっているアーセナルとイングランド代表の新時代を司るMF。多彩なパスセンスと圧倒的なボールキープ力だけでなく、激しいタックルや、相手に向かっていくアグレッシヴさも売りでありながら、冷静な判断力でバルセロナとのゲームでも圧巻のパフォーマンスを披露した昨季のプレミアリーグの最優秀ヤングプレーヤー☆
※現在は長期離脱中で、２月頃復帰が噂される。
２６エマニュエル・フリンポン１９歳
リーグ５試合（先発２）１５２分、評価６．２５
CL５試合（先発３）２５６分
CC３試合（先発３）２４３分
昨季プレシーズンで期待されながらも、大怪我を負って１年デビューが遅れた。退場処分になるスタメンデビュー戦だったが、溢れる闘争本能と抜群のフィジカル、勢いで守備だけでなく、ミドルシュートにも光るものを見せるアンカータイプの選手。マイケル・エッシェンに似てるかも！？！そして、下部年代のイングランド代表ながら、フル代表もルーツのあるガーナを選択するなど、エッシェン越えるアグレッシヴさで沸かせる成長株☆
３０ヨッシ・べナユン ３１歳
リーグ６試合（先発０）１００分、評価５．６０
CL３試合（先発２）１９６分１ゴール
CC３試合（先発３）２７０分１ゴール
未だ８月３１日の緊急レンタル加入から本領を発揮できていないイスラエル代表MF。独特のタイミングのドリブルから供給されるスルーパスなどテクニックは多彩で、得点力もある攻撃的なポジションならどうでもこなせる選手でもある。リヴァプール、チェルシー、アーセナルとビッグクラブを渡り歩く異質な経歴を持つ。
３４チャックス・アネケ １８歳
CC１試合（先発０）１分
全く観た事ないので、わかりません。リザーブ契約選手。
３５フランシス・コクラン ２０歳
リーグ４試合（先発２）１７７分、評価６．３３
CL１試合（先発１）６７分
CC３試合（先発３）２７０分
２シーズン前から国内カップ戦を中心に活躍する守備的MF。ユース時代の３冠も獲得した選手で、昨季はフランス１部のロリアンで主力クラスのプレーを披露し、レンタル復帰。シンプルなボール捌きと的確なポジショニングセンスを備え、豊富な運動量で危険なスペースを埋める能力も高い。フリンポンと共にチームの底上げを施す選手☆
４６ヘンズ・ランズベリー ２１歳
リーグ２試合（先発０）２４分、評価６．００
ファイト溢れるプレーやショートパスを繋ぎながらゲームを作るセンターMF。毎年数試合トップチームで出場し、まずまずのプレーを見せるも定着ならず。昨季はリーグカップでのノースロンドンダービーでゴール記録☆※ウエストハムへレンタル移籍中。
５３オグジャン・オグジャップ １９歳
CC２試合（先発０）２７分
全く観た事ないので、わかりません。リザーブ契約選手。
５６ニコラス・イェナリス １８歳
CC１試合（先発１）９０分
全く観た事ないので、わかりません。リザーブ契約選手。【ウイング】
１４テオ・ウォルコット ２２歳
リーグ１５試合（先発１３）１１３６分２ゴール４アシスト、評価６．４３
CL６試合（先発６）４９７分２ゴール
イングランド代表の快速ウイング。伸び悩みが囁かれるが、その圧巻のスピードだけなら誰も追いつけない。クロスの精度というより、タイミングやアイデアに乏しい印象。それでも縦への突破力は見事であり、ストライカーへのコンバートも考えられるポテンシャルは特大のアタッカー☆※今季は怪我もなく完全なレギュラーになっている！！彼の固定により、よりスピードを活かしたシンプルなチーム作りがスムーズに行われている。本人も今季終了後のユーロ２０１２を意識してさらなるレベルアップに挑む！！！
１５アレックス・オックスレイド・チェンバレン １８歳
リーグ１試合（先発０）２８分、評価５．００
CL２試合（先発２）１５７分１ゴール
CC３試合（先発３）２４９分１ゴール
ウォルコットやギャレス・ベイル（トテナム）といった快速ウイングを輩出するサウザンプトンで育ち、今季からアーセナルへ加入した新鋭ウイングは、CLとリーグカップでのデビューゴールを記録。
また、中盤でパスワークにも絡める選手であり、幅広いアタッキング能力が買われている。個人での突破力もあるが、飛び出しが上手いのもこの選手の特徴。※CCやオリンピアコスとのCL２試合などで着実にステップを踏んできた新星は、今後ジェルビー二ョのアフリカ選手権参加により、より重要なゲームでの起用が増える事が濃厚。ここまで上手く結果も出して来ているので楽しみな選手☆
２３アンドレイ・アルシャビン ３０歳
リーグ１２試合（先発６）５１５分１ゴール、評価６．０５
CL５試合（先発３）２６５分
CC２試合（先発１）９３分１ゴール
２００９年２月に加入したロシアの絶対的エース。チーム戦術に活かせる、緩急自在のドリブルからのパス・クロス・シュートをスピーディーな展開で披露し、リヴァプール戦での１試合４ゴールなど強烈なインパクトを残す。
加入当初は運動量も多く、幅広くプレイに絡んでいたが、昨季後半から仕事量が激減。精彩を欠いている。それでも決定的な場面での精度が高く、ゴールやアシストといった数字に残る記録は残すのは一流の証明。※契約延長交渉がないまま、アンジやゼニトから興味・オファーがあるこの冬の放出があるのか？？
２７ジェルビーニヨ ２４歳
リーグ１２試合（先発１１）８９８分３ゴール４アシスト、評価７．２７
CL６試合（先発５）４３６分
CC１試合（先発０）２３分
開幕戦でジョーイ・バートン（現QPR）にハメられて退場処分になったが、復帰後センセーショナルな活躍をつづけるコートジボワール代表FW。松井大輔と共にフランス・ル・マンに所属していた時から一際異次元のスピードとテクニックで局面を打開する能力が見られたが、リールでそれをさらに磨き、昨季フランスリーグ優勝に貢献。フェイントや緩急自在のドリブルはプレミアリーグのDF相手にもキリキリ舞いさせては決定機を数多く演出している。
さらにエースのロビンとの連携が抜群で、多くのゴールをアシストしている☆
※客観的に観ても今季プレミアに初参戦した選手の中では、彼か共にリールから加入したニューカッスルMFヨハン・カバイエのどちらかが最もプレミアで成功している選手と言えます☆
３１宮市亮 １８歳
CC２試合（先発０）３５分
圧巻のスプリント力を発揮してのスピード勝負のドリブル突破は魅力たっぷり！！フェイントも多種持ち合わせ、緩急の使い方も心得ているウイング。
未だカーリングカップでの途中出場２試合のみ、という苦しい状況。リザーブリーグでも際立った活躍は出来ていないようで、小さな怪我も繰り返しているようです。それでも今の陣容ならまだまだチャンスはありそうなので、過密日程の１２月がチャンスです！！それまで辛抱してイングランドのゲーム用のスピード・判断・フィジカル・プレスなどのプレーインテンシティー（強度）をつける事が出来れば、後半戦面白い存在になるかもしれません！！逆に、１２・１月に活躍出来なければレンタルで他クラブで出場機会を養う旅に出る事になるかもしれません！！ここから２ヵ月ほどが彼にとっては勝負の時ですね！！
練習の時は、対面する相手が世界屈指の右SBバカリ・サニャなんて凄い体験してるよ！！練習で存在をアピール出来る＝サニャを翻弄できるということは、＝プレミアでも十分活躍出来るだけに、練習からどんどんチャレンジしていってくれ！！
※怪我で離脱中。※怪我で欠場中にCCも敗退。CLのグループリーグ最終戦も首位通過が決まってのゲームだったので、この２試合でシティという強豪との対決とCLデビューが濃厚だっただけにもったいない！！！１月にはやはりレンタル移籍の可能性が出てきたが、FAカップのリーズ戦までの復帰と、そこでの結果が急務！！！【ストライカー】
９朴主永 ２６歳
CL１試合（先発１）６２分
CC３試合（先発３）２２９分１ゴール
韓国代表の新主将にしてエースFW、背番号１０を担う万能型FW。アジアでは敵なしのアタッカー。
ドリブル・パス・シュート・FKと何でもアリの幅広いゴールセンスもある。
リーグカップ・ボルトン戦での決勝点から、CLのオリンピアコス戦スタメンを勝ち取ったものの、決定機にトラップミスや消極的なプレーに終わり交替。まだリーグデビューしていないので、今後プレミア特有のスピードに慣れたときに持ち前の技術力を発揮出来れば面白い存在☆
※ヴェンゲル「適応期間終了」のアナウンスが。そろそろリーグデビューか？？１２月末から１ヶ月から１ヶ月半に渡って、FWはアフリカ選手権へ参加するコートジボワール代表のジェルビー二ョとモロッコ代表のシャマクが抜けます。彼の活躍に期待せざるを得ない状況です！！こんな状況下で強いのが、韓国人選手であり、代表エース＆主将でしょう！！過密日程の中で最も期待を寄せる選手です☆
１０ロビン・ファン・ペルシ ２８歳
リーグ１５試合（先発１４）９０４分１５ゴール４アシスト、評価７．１４
CL６試合（先発４）４０３分４ゴール
各メディアで報道されてる通り、エース・オランダ代表ロビン・ファンペルシに依存状態。しかし、それはユナイテッドがウェイン・ルーニーに、バルセロナがリオネル・メッシに、マドリーがクリスティアーノ・ロナウドに依存しているのと同様の理由です。
優勝するにはあと１・２人のワールドクラスのストライカーが必要だと思う人もいるでしょうが、いても出場機会を与えられませんし、冬ではCLの出場資格のない選手が大半になってしまうので微妙です。ロビンが怪我の多い選手であり、シーズンの３分の２以上のゲームに出場した経験が未だにないほどの故障歴の持ち主であるとしても、タイトルを狙うクラブであれば、そういった大エースが必要不可欠！！キャプテンマークをフェルマーレンにたまには譲り、夏に獲得した朴主永を慣らしながら使ってたり、シャマクをもう少し上手く使っていく方が重要だと思います！！
あのメッシも３冠を達成した２００８－２００９シーズンまではフルシーズン戦った事がなかったにも関わらず、バルサは彼に賭けた事で成功を維持し続けているのですから。
「ロビンは故障多いから・・・・」でなく、「ロビンには何としてもフルシーズン戦ってもらう」心中覚悟の気持ちでいた方が良いと思います！！
２９マルアン・シャマク ２７歳
リーグ６試合（先発１）１１４分１ゴール、評価５．６７
CL４試合（先発３）２５５分
CC２試合（先発２）１８０分
ローラン・ブラン現フランス代表監督が率いたミラクル・ボルドーのリーグ優勝時のモロッコ代表エースFW。空中戦の強さと、足元の技術を活かす中盤とのパス交換でチャンスメイクもこなす柔軟なFW。
昨季フリートランスファーで加入し、軒並み怪我で崩れたFW陣の中、たった一人で前半戦を戦い抜いて１０ゴール挙げたものの、ロビン復帰後は全く出番がなくなり尻すぼみに終わった。
今季もその流れは続き、先日のウエストブロムウィッチ戦でのスタメン起用もインパクトなく交替。
セヴィージャや古巣ボルドーなど移籍の噂も出てきた。
５４サンチェス・ワット ２０歳
出場機会なし
２シーズン前のリーグカップでゴールも記録したFW。ウイングが本職でスピード溢れるドリブル突破が武器。線の細さが気になるが、リザーブチームでは常にエース的存在。
それでは本日は・・っと思いきや、最後に監督です。
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アーセン・ヴェンゲル ６２歳
リーグ１５試合、９勝２分４敗、勝点２９のリーグ5位。得点３１失点２３
CLイタリア４位のウディネーゼとのプレーオフを２戦共に勝利（１－０、１－２）で突破。グループリーグ６試合、３勝２分１敗、勝点１１の首位通過。得点７失点６
CC３・４回戦突破の末、準々決勝マンチェスター・シティとのホーム戦で敗退し、ベスト８敗退。
レギュラー３選手が抜け、さらに貴重なバックアッパーも多数抜け、怪我人や退場者続出の苦しい台所事情と、就任以来最大のブーイングを浴び続けながらも、リーグですでに盛り返し、CLもグループ首位通過。遂には難攻不落のスタンフォード・ブリッジでチェルシーに３－５で勝利するなど完全にチームの立て直してきた！！まだまだ新加入選手が半数を占めるスカッドなので、連動した流動的なパス＆ムーヴはあまり観られないものの、ジェルビーニョの爆発的なスピードなど各選手のプレースタイルや特徴をシンプルに活かしながら熟成を進めている段階。
つまり、現陣容の熟成はまだまだなので、逆にポテンシャル大！！リーグは４位以内キープし、カップ戦でタイトル奪取なるか！！？？
ヴェンゲル監督の采配評価＝６．０３
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・これで終了です。お楽しみいただけましたでしょうか？？
以上です。こういった個々のレビューはシーズン中、特に代表ウィークの頃に更新していきたいと思います！！
最後まで読んでいただいてありがとうございます☆
やっぱりアーセナルこそが最高のクラブだ、ロマンを持たせてくれるよ！と、お考えの方は、↓をクリックください☆
