本日から新コーナー題して、『指揮官の言葉』を掲載します。
コレは、サッカー界というのは『試合』でも、移籍を含めた『チーム編成』などで、新聞・雑誌・メディアを通してコメントを出し、”駆け引き”を行う、【監督】の言葉に対して、ただそれを読むだけではつまらない。そのコメントの裏にあるであろう真意を推測し、”サッカーを斜め角度から観よう”ってコーナーです!!試合という勝負事に関しての試合前、後の会見でのコメントはもちろん、選手の動向、相手チームの動向を意識したようなコメントも拾って、”斜め”にサッカーニュースを読んでいきましょう☆
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では、第1回目は、やはりACLラウンド16のセレッソ大阪戦後の西野監督のコメントです!!
マッチレポート( http://ameblo.jp/venger/entry-10900892551.html )でも指摘しましたが、運動量の少なさから見てコンディションが悪かったのは明らかでした。また、後半のセレッソのシステム変更&2選手の交代に対して上手く対応できなかったり、調子の悪い選手の交代を決断できなかったなど、采配で負けた感が強かったと思います!!
試合前日会見での『ガンバには歴史がある』『経験や歴史といったステータスがある分、ガンバが有利だ』という強気のコメントは、自軍の選手のコンディションの悪さを考慮して、相手に精神的な面でコントロールしようとしたためだったのでしょうかね!?
しかし、この相手へのリスペクトに欠けたコメントは、セレッソの闘争心を奮い立たせ、キックオフから積極性あふれる攻撃で来られる要因になったと思います。
また、会見の段階で、智さんの負傷による代役を内田と明言した事も、相手方にはプランを組み易くさせたかもしれません。
では、試合後のコメントを見て観ましょう!!
「タフに戦ってくれましたけど、非常に残念な結果になりました。
前半の終盤、ペースが握れていたので、後半もその形で入っていこうと送り出しました。
セレッソが後半、布陣、キャスティングを変えた中で後半は主導権を握られた。
守備陣は踏ん張っていましたが、従来の流れとは違う流れでした。
セレッソの躍動感あるサッカーに対応出来なかった。
後半、ペースが上がらず、アドリアーノもかなり抑えられた中で動きの量も少なかった。
全体的にセレッソのゲームだったと思います。
セレッソの縦への攻撃の軸がしっかりしていて、小松を機能させてしまった。
後半、速いスピードでボールが入り、対応出来なかった。
3年連続、あってはいけないことだと思っています。
不本意です。自分自身も納得できていない。
ガンバに力がないわけではないが、いろんな難しさを克服できない壁だと思います。」
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前半の終盤にペースを掴んだだけで、前日会見から延長を見越した采配を心掛けていた西野監督の選択は、「維持」だった。対してセレッソのクルピ監督は「積極策」を採った。その後手にまわってしまった采配に関する”消極性”を認める事が窺えるコメントとなっています。
また、”不動のエース”アドリアーノのブレーキについても触れている点では、個人名を出す辺り、平井将生との交代に踏ん切りがつかなかった”後悔”に似たものが窺えるコメントに感じました。
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という訳で新コーナー「指揮官の言葉」の初回は終了です!!
反響宜しければ、試合翌日はこういった記事を書いていきたいと思います!!
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