2010年シーズンは2006年以来の4シーズンぶりの無冠に終わったガンバ大阪。オフには不動の左サイドバック安田理大のオランダ・フィテッセへの移籍、FWルーカスも家庭の事情により母国クラブへ移籍。外国籍FWも昨年途中加入のグノ以外は全員退団しました。
タイトル奪還をかけるべく挑んだ新シーズンは、新たに大卒3名に、ユースからの昇格1名とルーキーを加え、即戦力としては、セレッソ大阪で昨年リーグ14ゴールのFWアドリアーノを新エース候補として迎え、不足している両サイドMF、両サイドバックのできるMF金勝龍をKリーグから補強しました☆
キャンプでのMF橋本英郎の長期離脱に始まり、怪我人続出の事態から始まり、開幕戦では大卒ルーキーが先発に名を連ねるなど、昨シーズン後半からの若手の台頭が続く幕明けでした。リーグは開幕から大阪ダービーを迎えて勝利を掴み、まずまずの状況ながら、ACLグループリーグが最終節のホームでの首位天津戦を残すのみの状況で、2勝2敗1分の勝点7で2位。最終節に勝利すれば1位突破も可能ですし、自力で突破が決まるものの、引き分けでは敗退の可能性のあるここ3シーズンは全く経験しなかった崖っぷちです。そんな苦しいシーズンを過ごす選手達の記録を掲載致します。お楽しみ下さいませ☆
※尚、評価は当ブログでの採点を平均化したものです。
では、GKから、
GK
リーグ3試合(先発3)270分7失点、評価5.75
ACL5試合(先発5)450分7失点、評価6.00
怪我さえなければ少なくとも日本代表GKになってる、と今でも思ってます!。ただ、現在まで日本代表に召集歴はありません。今後召集されてもおかしくはないパフォーマンスを披露している選手と言えるでしょう!!
パフォーマンスもジェルソンGKコーチのおかげか?以前よりもしっかり踏ん張りが最後まできくような1対1で強さを発揮したり、課題だった足元のボール扱いも安定感が出てきたような気がします。ハイボールは日本人GKにはない強さを以前から持っていたので、「ガンバ大阪最後の砦」に今後も期待したいと思います!!
出場なし、ベンチ入りもなし。
一昨年の天皇杯で対戦した歳に出場していたアンダー世代の代表GKで、大学サッカー界ではナンバーワンと言われていた存在。その能力は、フル代表召集経験もある同世代の林彰洋をも凌ぐともいわれている逸材!
1年目は、シーズン開幕直後のACL水原戦とスーパーカップでベンチ入りを果たしました☆
ジェルソンGKコーチの練習が厳しく「まったくついていけない」とへこむ毎日のようです。
が、GKは経験が必要なポジションですし、試合中でも試合に出られない状況でも辛抱することが大事なポジション。上記の2試合以外はベンチからも外れていますが、ぜひともプロの厳しさに辛抱して逞しくなってベンチに帰ってきてもらいたいです!!
ベンチ入りなし
存籍3年目、未だにガンバでは一度もベンチ入りはありません。
練習試合に出ているのを観たことがあるのですが、・・・・・・・。第4GKです。
アンダー世代では代表歴が豊富なようですがプロでの出場経験は浅い。が、現在のガンバのGK陣では試合出場経験も年齢も上から2番目です!
少し天然キャラのようですが、ムードメーカー的な存在として活躍してくれているようです!
そして何を隠そうこの人は現在のガンバで最もファンサービスが良い選手だと思います!爽やかっていうんですかねえ。気の良いお兄さんです。試合にも絡めてないからサイン求められることが少ないのも解っていながら最も良い表情をファンサービスゾーンで見せてくれる彼にはどこかで活躍を求めたいところです!!
29木村敦志 27歳
全試合でベンチ入りも出場機会なし
昨年末の天皇杯準決勝でプロ入り後初の公式戦出場を果たした苦労人。
風貌から「浪速のブッフォン」と呼ばれています。
彼の特徴は飛び出しの上手さでしょう!!相手の決定機を止める、っていうより未然に防ぐっていうスタイル。練習試合で観ましたが、このスタイルが悪い方向に出て、無理にクロスをとりにいってしまったりっていうことが見受けられたりしましたが、そういうのは試合勘ってものも絡んでくるでしょうから一概にはいえない。
ここまで彼が出場した公式戦は3試合とも相手(仙台、河南、アームド・フォーセズ)のシュートがほとんどなく、枠内に来たシュートが皆無に等しかったので正確なポテンシャルを測ることはできていません。
昨年プロ入り8年目で最も大きいチャンスを得ましたが、 結局はACLでの2試合の出場にとどまりました状況です!松代さんにも「トップの試合に出られなくても常に腐らず準備をし続けている」として、「能力、人間性ともに申し分なく、将来の守護神になれる選手」と言ってもらっている人間だけ今年こそ目に見える飛躍の1年にしてもらいたい、と思います☆
DF
【センターバック】
2中澤聡太 28歳
リーグ2試合(先発2)180分、評価5.5
ACL3試合(先発3)270分2ゴール、評価6.33
開幕は少しツイテない印象。負傷離脱して開幕スタメンを大卒ルーキー金正也に譲り、実質4番手からのスタートだったものの、すでに持ち前の闘争心とひたむきさでレギュラーに復帰。ACLではすでに2ゴールを記録し、攻撃面でも必要不可欠な存在。
ルックスはもちろん、ブログも面白いし、色んな魅力をもった彼だからこそもっと期待したいです☆キャプテンにも推したい選手でもあります☆
3金正也22歳(新加入)
リーグ1試合(先発1)90分、評価5.5
ACL3試合(先発2)197分、評価5.5
開幕直前のCB陣の相次ぐ負傷により、開幕スタメンを飾ったのは、この駒澤大学から新加入のルーキーでした☆統率力のある智さんとのコンビだった事もあり、自信の持ち味である空中戦や対人マークに集中できる環境を得たことで、しっかりとACLとJリーグともに開幕戦を勝利に貢献。しかし、ACL2節のアウェイの天津戦の途中で智さんが負傷交代してからは仕事量が変わり、全くいいところなし。また、ビルドアップの面も考慮すると右側のセンターバックにしか対応不可という印象。先日のオーストラリア遠征ではついに遠征メンバーからも外れた。
和道の再度負傷離脱濃厚で挽回の機会があると思われるので何かを掴んで欲しい!!天津相手の後半守備固め要因でも投入の可能性もあるぐらい空中戦の強さは絶対で、フィジカルもACLで充分に通じているので、和道の再度負傷離脱濃厚で挽回の機会があると思われるので何かを掴んで欲しい!!彼が定着すれば長年のチームの懸念事項だったCBの層の薄さと高齢化を解消できるので期待は大きい☆
4高木和道 30歳
リーグ出場機会なし
ACL3試合(先発1)143分、評価4.17
元日本代表CB。ガンバ存籍3年目で清水時代は主将経験者。しかし、ガンバではポジショニングの悪さとスピード不足をつかれて失点するケースも多く安定感を欠き、DFラインを引きすぎる悪い癖が目立つ。足元の技術もあり、188cmの長身という武器もありながら、未だガンバ独特の高いDFラインに充分に対応できていない印象。昨年は智さんの大怪我もあり、レギュラーCBとしてプレーも、今年は怪我もあり現状3番手か4番手。下平の怪我もあり、一昨年のように左サイドバックでの起用も考えられた矢先の先日のメルボルン戦でまたも負傷。
5山口智 33歳
リーグ3試合(先発3)270分、評価6.13
ACL4試合(先発4)314分、評価6.20
その統率力でDFラインを押し上げ、気の利いたパスで中盤をサポートする。これがガンバのセンターバックの定義であり、山口智という選手でしょう!!
昨年、ずっと長期離脱を経験しなかった人間がピッチの外からガンバを観た! リーグ中断明け後、和道にレギュラーを取られるも、 怪我人や出場停止が出た試合ではセンターバックだけでなく、ボランチとしてもスタメン出場して勝利に貢献した☆
迎えた今シーズンは、開幕スタメン復帰。順調に勝利に貢献するも、ACL2節で負傷。不吉な予感も、見事復帰して現在もレギュラーとしてプレー。開幕直後、ルーキーの金正也を相棒としてプレーしていたものの、正也の長所を上手く引き出しながら守備陣を統率。自身が怪我により離脱すると正也のパフォーマンスが急激に不安定になった点は、彼の存在の大きさを感じさせた!!
28菅沼駿哉 20歳
出場機会なし
昨年は、初の公式戦、ACL水原戦にて聡太が負傷し、交代でスクランブル出場=公式戦デビュー!!
続く、スーパーカップ対鹿島戦では初スタメンでフル出場。堂々としたプレーで及第点以上の働きをしてくれた。
高校生の頃からプロになってからのことを考えて計画的な筋トレをしていた、という屈強な体幹を生かしたフィジカルバトルを挑むガンバにはいなかったタイプのセンターバック。
アンダー世代の代表に継続的に召集されており、今後が楽しみな選手だけにチャンスを与えてあげたい!!
現在はベンチからも外れ、サテライトでは右サイドバックとして奮闘中!!!
昨年は、上記の2試合と天皇杯大阪体育大学戦で久しぶりにトップチームのゲームに途中出場!!も、終盤に2失点しまった。
11月にアジア大会のU-21日本代表メンバーに選ばれて、控えメンバーながら優勝に貢献。大会1試合出場。
30内田達也 19歳
出場機会なし
昨年、ユースから昇格した「宮本恒靖の後継者」。U-17代表でもキャプテンを務めた選手。
ただ、身体能力に乏しく、高レベルのカヴァーリングとビルドアップに積極的に絡める足元の技術を生かすためにボランチも視野に入れている様子。すでにACLやリーグでベンチ入りは経験した。
今年はサテライトでアンカーMFを勤める事も多く、このポジションで可能性を感じる。守備固め要因での常時ベンチ入りを果たしたいシーズン。
追記、新選手会長就任。
【サイドバック】
6下平匠 22歳
リーグ3試合(先発3)206分、評価5.63
ACL4試合(先発4)314分、評価5.60
左足のキックには抜群の精度があるし、ガンバには珍しいキックの軌道を蹴れる選手なので貴重な存在。
今年はライヴァル=安田理大が海外移籍し、空いたポジションでレギュラー定着。試合勘の充実からか、守備時のポジションニングという弱点を克服しつつあったものの、先日の山形戦で骨折し、2ヶ月の離脱が決まった。また、今年から2年間努めた選手会長を内田達也に譲った。
15藤春廣輝(新加入)22歳
ACL1試合(先発0)27分、評価6.00
昨年秋に加入が内定していた大阪体育大学から加入した左サイドバックのスペシャリスト。
突っかける積極的なドリブルや豊富な運動量、スピード、アジリティなど、サイドバックとして恵まれた能力を持っている選手。下平が離脱したこの2ヶ月は彼にとって最大のチャンス☆大卒だし、プロとして勝負の鬼となって出場機会を狙って良い時期だと思います!!
僕は個人的にずっと言ってますが、『今年最も活躍を期待している選手』です☆
21加地亮 31歳
リーグ2試合(先発2)180分、評価6.33
ACL4試合(先発3)287分、評価5.80
播戸竜二の退団により、表舞台でもお笑い役を勝ってでるか?(笑)いないね、加地さん。
すでに数試合欠場し、相変わらず欠場時した際の穴の大きさを痛感させられる存在。復帰初戦の山形戦でのパフォーマンスは素晴らしく、自身のサイドだけでなく、センターバックのカヴァーも何度も行うなど鉄壁。自身の身体のケアも完璧なぐらい時間かけてケアしてるのに・・・・。
9時から練習なら6時台には練習場に来ているらしいです、ハイ。
MF
7遠藤保仁 31歳
リーグ3試合(先発3)270分1ゴール、評価6.25
ACL5試合(先発5)431分、評価5.83
「全てはここから=マスター・オブ・ガンバ」
ボールは自然と彼の足元へ集まる、不動の司令塔。リーグ開幕戦ではPK失敗も、自身のミドルシュートで決勝点を挙げる活躍。W杯を意識していた昨年とは違い、今シーズンは序盤から水準通りのパフォーマンスを維持。昨年の酷かったCKの精度も完全に戻って来ている様子。しかし、PKに関しては年々失敗が増えており、代表ではキッカーを本田圭佑に譲った模様。ガンバでは・・・?。今後の代表招集によるコンディション具合が心配。南米選手権へは召集される模様。
8佐々木勇人 28歳
リーグ2試合(先発0)70分、評価5.75
ACL4試合(先発0)59分、評価5.50
今シーズンも出場時間が少ないながら、ガンバでは珍しいストロングポイントとなるスピード抜群なドリブル突破は一人でフィニッシュまで持ち込めるほどのスピードとパワーを発揮。シュート力も◎。ただ、守備意識が薄いか?
昨年は、11月の連戦時に大活躍!!途中出場でゲームの流れを変えまくるだけでなく、ゴールも記録するなど印象的な活躍が続く!!『天皇杯男』という名前も持つ。そういう目に見える結果を残してきた彼に、大宮がガンバの条件を上回るオフォーを用意したものの、本人がガンバ残留を決断!!ありがとう!!
10二川孝広 30歳
リーグ3試合(先発3)247分、評価6.13
ACL5試合(先発5)392分、1ゴール、評価5.75
昨年後半スタメンから外されるも、今年は開幕から公式戦全試合スタメン出場中の「ファンタジフタ」「イニエフタ」。独特のボールタッチから繰り出すスルーパスでスピード系のFWとの連携の良さからアシストを量産するテクニシャンも三十路。運動量の低下が著しく、調子の波も試合により激しい。現状、橋本英郎の長期離脱の影響もあり、スタメン出場を続けているが、彼の復帰後は危ない。
11宇佐美貴史19歳
リーグ3試合(先発2)199分、評価5.63
ACL5試合(先発5)400分、評価6.17
昨年プロ2年目、高校3年生で遂にトップチームの主力として頭角を現したガンバの至宝。度重なる故障者の離脱から出場機会を獲ると、仕掛けに崩しに大活躍!さらにはストライカーとしても起用され、ゴール感覚も身に着けつつある18歳。ボールを持つとまず自らがドリブルで仕掛けることを試みる姿勢が素晴らしい!そして、シュート数の多さも日本人とは思えない数で、リーグ全チームの日本人選手の中でシュート数ではトップだった。また、スルーパスも魅力充分で、大宮戦の将生へのアシストはジェラードのようなパスセンスを魅せてくれた!
定位置は左サイドハーフだが、今年は退団したルーカスのプレー面での穴埋めを担っている。が、そのルーカスや安田など退団した選手との連携が良かった事もあり、今年のチームの中では試行錯誤中か?やや低調気味。キャンプでは4-2-3-1の単独トップ下を担うなど監督の期待も大きいのが窺える。
僕としてはミチがいなくなった左サイドでの起用よりも、よりゴールに近いトップ下やFWでの起用を推しているのですが、皆様どうですか?今後、五輪代表、フル代表と超過密な日程でガンバを離れる時期もあるので、ガンバでの絶対的存在となれるよう、その一挙手一投足に注目☆
13金勝龍26歳(新加入)
リーグ3試合(先発1)167分、評価5.25
ACL5試合(先発3)293分1ゴール、評価6.08
チームの弱点であるサイドのスペシャリスト。両サイドアタッカー、両サイドバックですでにガンバでも出場しているユーティリティープレーヤー。サイドバックに怪我人が相次ぐ現状、サイドバックでの出場が多く、守備の不安を払拭できていない。しかし、グノへのミドルパスからは阿吽の呼吸で高度なレベルを感じさせる。また、早いタイミングのクロスでも可能性を感じさせるだけに、上手くその攻撃性を表現できるよう、周囲との連携向上に期待。
17明神智和 33歳
リーグ2試合(先発2)180分、評価5.50
ACL3試合(先発3)270分、評価5.67
昨年からキャプテンに就任した「ガンバ大阪守護聖人」。昨年から続く怪我の手術により、開幕メンバーから外れたものの、復帰後は徐々に安定感も戻ってきた。
ガンバ加入当初は全く使えない状態だった彼が年々攻撃での貢献度を上げ、パスワークでも重要な役を担うようになってくるなど、ベテランながらまだ進化していると感じます☆
昨年はリーグで4ゴールとミドルシュートへの意識などが飛躍的に高くなっているだけに、更なる進化があるのかが楽しみです☆
しかし、複数の疲労性の怪我を抱えて長期離脱に入る事もあるなど、少しパフォーマンスが安定しない気がするのは本人曰「乳酸がすぐたまるから」か?
23武井択也 25歳
リーグ3試合(先発2)145分、評価5.75
ACL4試合(先発2)211分2ゴール、評価6.90
昨年、怪我人の続出によりついに固まった出場機会を手に入れ、プロA契約に至る出場時間を達成したチーム1のスタミナを誇るボランチ。練習試合では45分を5,6本できるぐらいのスタミナを持つとか!?
流通経済大学存籍時はスポーツ推薦ではなく一般で入学した選手だった。大学でも5軍などでプレーしながらも、「自分は技術がある選手じゃないから、上手い選手を気持ちよくプレーさせられるプレーや走り方を見につけよう」と考え直して一気にプロ入りまでこぎつけた、ガンバには珍しい非テクニシャンタイプな選手。また、宴会では乾杯担当を受け持つムードメーカーでもある。
若手の台頭が著しかった昨年のガンバにあって、最も自信を掴んだ選手か?持ち味である守備や運動量だけでなく、縦パスやワンツーからフィニッシュに持ち込むなど攻撃面での成長も見られる!!リーグ最終節ではプロ入り初ゴールも記録☆
また、加地不在時の右サイドバックを担当し、守備面ではアピールできた!!
さらなる進化を期待された今年は、開幕スタメン奪取。ACLではすでに2ゴールマーク。
エリア内への飛び出しなど、昨年以上に攻撃面でも貢献できる選手へとさらなる進化を見せる選手。
25横谷繁 24歳
ACL1試合(先発0)9分、評価5.50
06年にユースから昇格した「G6」の生き残り。昇格当初は「ポスト・遠藤」と目されてきたが.............
愛媛FCでは2年間レギュラーを張り、ボランチもサイドでもプレイできる柔軟性と試合勘を養った。
しかし、現状はMF陣の序列では最後尾に位置している状況。昨年は天皇杯大阪体育大学戦でトップチーム初スタメンを飾るもリズムを作れず前半のみで交代し、アピール失敗。今年はACLで初戦に途中出場。
27橋本英郎 31歳
長期離脱により未だに出場機会なし
彼の不在が今年のチームの苦境に直接響いてます。先日の序盤で2点失ってプランが狂った広島戦のように、ゲームプランを複数持ちにくくなったのは彼の戦術的柔軟性やプレー範囲の広さ、バランス感覚が今まで利いていた証拠。現在はウォーキングトレーニングをし出したところ。復帰へはまだ遠い。
昨年、シーズン開幕から調子は良かったのが唯一彼だったと思ってます。明神、遠藤の運動量が少ない中で中盤で最も動きまわり、且つゴール前へ効果的な飛び出しも多く、チーム状態が悪いながらも何とかもがいている姿を最も見せてくれていた、と。それだけに彼の怪我は痛かった。彼の離脱期間が、遠藤の離脱とも被ったので、武井拓也が先発に入ったということもあるでしょうが、中盤の押し上げが皆無になり、数年来見ていなかった守ってカウンターしかできないチームになってしまってましたから。
「攻守の潤滑油」「青き知性のダイナモ」は復帰後確実にチームの大きな力となりました☆
中断明けの試合ではクラブタイ記録となる6試合連続ゴールを記録☆サポータに人気、評価が低かった影の名選手がココ最近、サポーター間での評価も急上昇☆
でも本人は『サインしてください』の声に、『小さく書く?』と声をかける低姿勢ぶりは相変わらず(笑)ないい人☆
31大森晃太郎19歳(新加入)
出場機会なし
今年、ユースから昇格したサイドアタッカー。ユース時代はキャプテンもしており、中心選手として攻撃を牽引。独特の間合いを持つドリブル突破武器にプロへの階段を突破する。
サポーターからも『モリモリ』という愛称で大人気なルーキーは飛び級昇格の宇佐美とは同級生。宇佐美を『一平』と呼ぶ。何でも井上真央主演の大ヒット昼ドラ『キッズ・ウォー(ざけんじゃねいよ)』の一平くんに似ていたことから命名されたとか?
FW
9アドリアーノ29歳(新加入)
リーグ3試合(先発3)270分3ゴール、評価5.86
ACL5試合(先発5)441分3ゴール、評価5.75
セレッソ大阪からの加入という事もあり、因縁(昨年万博でのリーグ戦で退場処分)も噂されたが、すでにガンバの得点源になっている新加入のブラジリアンストライカー。屈強なフィジカルと抜群の瞬発力を活かしたスピード溢れるドリブル突破からゴールを陥れる姿は、かつてのエースFWバレーにも似た印象。守備もやる気満々なところもバレーそっくりな得点王候補も、試合によってのムラがあるのが気がかり。14平井将生23歳
リーグ1試合(先発0)1分、評価なし
ACL1試合(先発0)4分、評価なし
昨年は絶不調だったチームの救世主となったユース上がりのプロ5年目ストライカー=フェルナンド・ショーキ・トーレス!!リーグ初勝利を挙げた大宮戦の2ゴールはいかにも!?トーレスっぽい抜群の瞬発力とスピードでの抜け出しが光ったゴールだった。終盤戦にさしかかった11月にスランプに入ってしまったが、リーグ14ゴールは立派な数字!!
しかし、迎えた今シーズンはアドリアーノという絶対的なストライカーの加入により出場機会すらない状態。ベンチ入りメンバーも外れる事もあった厳しい現状をどう打破するか?両足共にしっかりとしたシュート力があり、DF裏への抜け出しもピカイチなだけにさらなる進化を監督も望んでいるはず!!1トップを採用している現在のチーム状況に、新たなチカラとオプションを与えられるのは将生の進化しかないはず!!!
16大塚翔平21歳
出場機会なし
昨年のリーグ初勝利となった大宮戦でチームに勢いをつけたのは間違いなく彼だった!!将生の活躍に触発されたかのように積極的にゴールに向かうプレーが流れを変えた。もともとテクニックや中盤でのプレーも可能な柔軟性があり、攻撃に変化を付けられるFWだっただけに大宮戦のプレーは凄まじい可能性を感じさせてくれた。
なので、その後に先発のチャンスを4つももらったものの無得点なのが残念。
天皇杯3回戦の栃木戦に後半開始から出場し、見事に大逆転決勝ゴールを記録!!
11月、アジア大会のU-21日本代表メンバーに選ばれ、控えメンバーながら優勝に貢献。大会2試合出場。
今年に入ってからは、サテライトでも中盤としてプレー。FWとしての出場は厳しい状況。18川西翔太22歳(新加入)
リーグ1試合(先発0)13分1ゴール、評価6.50
広島戦でデビュー&ゴールを記録した大阪体育大学から加入したルーキーFW。運動量豊富にDFライン裏へ抜けたり、サイドで起点になったり。ポストプレーをこなしたか?と思えば自らドリブルで仕掛けたり、パスセンスも持ち合わせていたり、と万能型のFW。柳沢敦(現仙台)に似ている気がします、いい意味で。
22イ・グノ26歳
リーグ3試合(先発3)212分1ゴール、評価6.13
ACL5試合(先発5)450分2ゴール、評価6.58
昨年7月、ジュビロ磐田との契約切れから新加入!! ガンバではデビュー戦となった途中出場の浦和戦で決勝アシストを記録し、以後もアシストを記録するなどまずまずの活躍。しかし、昨年磐田入団直後のようなキレはないのはやはりコンディション不良ということか? ただ、宇佐美、将生とのパス交換をスムーズに行うなど、ガンバアタッカー陣にスムーズに溶け込んでいる模様だったが、無得点は続いた。リーグは結局20試合出場4ゴールに終わった。
今年に入ってからは、主に中盤のワイドでの起用で献身的に機能。2トップしてもアドリアーノを上手くフォローして相棒を支える。チャンスメイクに、自らの仕掛けやフィニッシュ。攻守共に粘り強い韓国人らしさの長所をやっと上手く表現してきた!!今後最も安定して期待できる選手だと思う!!
24星原健太23歳
出場機会なし
昨年はトップチームの前線の選手の故障や不調から本職で初の公式戦の出場機会を獲得。しかも、鹿島スタジアムでの鹿島戦でJリーグ初ゴール!またバースデーゴールともなった。
彼の活躍は全く予想していませんでした。50mを5秒台で走る俊足を活かし、短い時間でも勝負できるアタッカーとしてさらなる成長を期待したい!サイドバックやサイドハーフでの経験も上手く活かし、突破力も上手く使えれば脅威のスーパーサブになるかも!?
リードした展開で相手DFラインの裏を狙う動きで上手く自分の特徴を生かしている!!面白い存在かもしれない!!
が、長きに渡り負傷離脱中。その圧巻のスピードに身体がついていってないだけに、しっかりと年間通して故障しない身体作りをお願いしたい!!あのメッシも身体作りでプロ5年目ぐらいまで苦しんだんだから。
33アフォンソ19歳(新加入)
出場機会なし
3月に加入。ブラジルではあの体重オーヴァーFWゼ・カルロスと2トップを組んでいた、こちらは痩せ型のアタッカー。サテライトでサイドアタッカーやセカンドストライカーとして起用されている。1試合観た感じでは後者っぽかな?礼儀正しい性格と気持ちのこもったプレーから監督の期待も高く、すでにベンチ入りは経験した19歳の新星第4の外国人選手。
以上30選手の今シーズンを個別データで集計してみました☆
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