ツノダ姉妹 女の人生フルコース -42ページ目

愛しさと節約と貧乏臭さと

梅雨明けと共に猛烈な暑さがやってきました。NOクーラー生活への挑戦を今年も始めたツノダ妹のウチでは、涼をとりたい気持ち&熱中症予防のため水分補給がかかせません。


で、さっそく冷蔵庫をやたらと開閉しまくっていたら、ちっとも庫内が冷えないように感じ始めて・・・、今まで躊躇っていたモノをいよいよ導入してしまいました。



$ツノダ姉妹 女の人生フルコース




冷蔵庫カーテンです。


なんか、コレ、嫌だったのですよ。節約生活系の番組では、最初に取りつけるグッズであるということも、庫内の冷気を逃がさない効果や、それによる節電効果も存じておりました。


しかーし、どう贔屓目に見てもオシャレじゃない。例えば、アーバンな暮らしをしているセレブなお宅の冷蔵後にぶら下がっていますか?ええ、正直に言いましょう、貧乏臭いのは嫌い、大嫌いなのです。バブル女の私たち姉妹は欲望と見栄でできておりますから、貧乏臭いモノの化身のようなこのアイテムも当然のごとく導入なぞ想定外だったのです。


でも、猛暑の中、カキ氷機を探しに入ったホームセンター(この時点でセレブらしさは皆無ですが・・・)で、ついふらふらとカゴに入れてしまい、取り付けてみたら・・・


いいじゃないですか!冷蔵庫カーテン!!


なんといっても、冷蔵庫を開けドアポケットのお茶を出す瞬間に、カーテンがみるみる曇るところがいい!


「だ、大丈夫、ボクの内側は冷たいままだよ。曇っちゃうのがその証拠だよ」


そんなカーテンの声が聞こえてきそうです。効果が可視化できると、愛しさ倍増するから不思議です。


今朝も冷蔵庫を開けアレコレと取り出すうちに、真っ白に曇るカーテンに


「あ、もう駄目だよ!冷気が・・・!」


「ほほう、もう、こんなに曇って、愛いヤツじゃ」と、


カーテンとのちょっとしたプレイが楽しめるようになり、既にこの夏のお気に入りです。

七夕の願いに頭を垂れる

もうすぐ、七夕がやってきますね。織姫と彦星が1年に1度だけ会える日。そんなジャパニーズバレンタインといっても過言ではないロマンティックな77日は、実はツノダ姉の誕生日なのですが、今年は既にバッチリ仕事が入っております。まあ、この歳になると誕生日の嬉しさなども微塵もなくなるので、むしろ仕事上等な気分です。

さて、星に願いをすることも忘れて久しいツノダ姉妹ですが、まだまだ高齢出産で授かった息子たちは夢見る年頃です。特にまだ3歳のツノダ妹の息子は、星への願いが炸裂中です。


ツノダ妹「短冊になんてお願いごとする?大きくなったら何になりたい?」


息子「仮面ライダーオーズになりない!」


ツノダ妹「・・・。そ、そう・・・、仮面ライダーって虫の仲間じゃない?(ブツブツ)」


息子「・・・、じゃあ、ママは大きくなったら何になりたいの?」


ツノダ妹「ママはもう大きくならないの。これ以上(横に)大きくなったら困るの」


息子「え?!大きくならないの?(驚愕の表情)」


ツノダ妹「むしろ、しばらくしたら、もう、小さくなるかなぁ・・・縮むかなぁ・・・」


息子「え?いっぱい大きくなろうよ」


ツノダ妹「無理無理、もう体は大きくならないよ」


息子「じゃあ、気持ちを大きくすれば?」


ツノダ妹「ええ!!(愕然)」


なんと、3歳児でもちゃんとお見通しでした!

欲望ばかり肥大させ、日々バタバタカリカリとしている器の小さな人間・・・それが私たち姉妹の姿なのだということを!!

心を、気持ちを、大きくゆったりとして欲しい・・・。まるで、そう諭されているようでした。

歳を重ねて体は縮み始めても、心と気持ちは大きく持っていたいですね。数年ぶりに、七夕の夜には、星に願いをかけてみましょう。

ベランダゴーヤの悲しき童貞祭り

私たち姉妹イメージを崩壊させるお下品なタイトルとなってしまいましたことを冒頭、お詫び申し上げます。しかし、この表現がぴったりの状況なのですから仕方がない。

節電のためにと姉妹それぞれのウチで栽培している緑のカーテン・ゴーヤたちが、ここ数日の暑さのためにいっせいに花開いたのです・・・雄花ばかりが・・・野郎たちだけで満開の狂い咲きです。


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蝶やミツバチたちによって雄花の花粉を、他のゴーヤの雌花に受粉させることができれば我が家の雄花野郎どもも本望でしょうが、悲しきことに高層階のベランダのために、めったに虫もやってきません。


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さらに、ゴーヤの雄花はほとんどが1日限りの命ですので、翌朝には男としてのミッションを何もできなかった悲しき童貞雄花くんたちが、プランターに落ちております。悲しい、悲しすぎる現実です。

先日、唯一発見した雌花には、ここぞとばかりに咲いている雄花全てを摘みとり、手で受粉してあげました。しかし、それも一人の女を沢山の野郎たちが蹂躙しているような罪悪感もあり・・・。



とはいえ、この現実を嘆いてばかりでは童貞雄花野郎たちも報われません。現代の環境が問題ならば、現代ならではの技術や工夫で乗り越えようではあませんか!で、現在、雄花冷凍実験を始めております。まさにツノダ妹も行った不妊治療と同じ原理で、雌花が咲くまで雄花を冷凍保存し受粉しようと思っております。



野郎ども、おまいらの無念は私たちがきっと晴らすからね!!