サイボウズ青野社長 | ベンチャー企業の元役員のアメブロ

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渋谷のベンチャー企業の子会社2社の役員をしていました。

本日、サイボウズ青野社長(@aono )と会ってきました。


サイボウズ株式会社

http://cybozu.co.jp/


当社もグループウェアはサイボウズを使用しており、最近はiPhoneアプリのKUNAIもヘビーユーザーで使わせてもらっています。


今までは通常業務でグループウェアを使うくらいの関わりでしたが、経営方針の一貫で「多様性」を非常に感じる会社だと思い、一度お話お伺いしたいと思っておりました。


※この頃(↓)がサイボウズさん(青野社長)がこのような(「多様性」のある)会社というイメージを持ったきっかけです。


昨年9月の厚生労働省も関わるプロジェクトです。

http://www.ikumen-project.jp/interview_02.html


青野社長とは昨年末あたりからご連絡させてもらっており、今月訪問が実現しました。


今回お伺いした背景としては、

私自身がCAテクノロジーの会社経営において、今後「多様性」を実現したいからです。


そのために、いろいろ学びに行ってきました。


「多様性」と言ってもいろいろ捉え方があるのですが、


今、私が考えているのが、


●20代後半~30代前半の社員の出産層が増えてくる際の、会社としての捉え方と支援方法。


●CAテクノロジーがより一層の成長を遂げるための要素(が「多様化」が必要と考えている)


●SEOサービスだからこそ実現できる「働き方の多様性」


あたりを、自分の中でもよりいっそう実現性の高いものにしたく、お伺いさせてもらいました。



本日は下記の制度を入りに、いろいろ学ばせていただきました。


・制度を創るにおいての意思決定プロセス


・制度のニーズ


・制度設置後の会社への影響


等々。


最長6年の育児・介護休業制度

http://cybozu.co.jp/company/news/2006/20060731.html


制度紹介のページ

http://cybozu.co.jp/company/job/recruitment/env/system.html


にっけい子育て支援大賞受賞

http://kosodate.nikkei.co.jp/award.html


この制度について以外にもいろいろ話はお伺いしたのですが、

制度策定前の当時は「女性社員が子供を生もうかどうか悩んでいる」という課題があったそうです。


IT業界でたまに聞く『7K』 なんかが、障害になっていたようです。


当時30歳前半の対象となる女性社員が5名いたそうですが、制度策定後あいつぎと4名の出産があったそうです。


そして、6年という非常に長くも感じる制度ですが、「実際に復帰したい社員は1~2年で戻ってくるそうです」


6年という「期間」が良いのではなく、6年という会社の捉え方が「心のゆとり」女性社員にとって与えたそうです。


まだまだ、ここら辺のお話は私も勉強不足ですし、今までは現在の執行業務である「顧客満足度向上・新規開拓」に体重を乗っけてきたので、執行業務は引き続きまっとうしつつ、幅を広げていきたいと思います。

本日心に残った言葉があります。


「商売人であれば子供をつくるべき」


非常に深い言葉だと思いました。