いつもお世話になっているキャリアカウンセラー藤井さんの日曜コラムが面白かったので紹介します。


今日の日曜コラムは「女性が組織で学んだら強いこと 」。


女性は上司だろうが、なんだろうが納得できないと、納得できるまで「何でですか?」と聞くという。そして女性は厳しいと。


まー、私も管理職になるまでは、その手の口でした。よくぞ上司たちは私に説明する時間を費やしてくたものだと感謝しています。



さて、藤井さんのコラムのコメントで興味深いコメントが


「(女性は) 大げさにいえば、チームワークなんて関係ない!そう、チームワークで仕事をするメリットを感じていないのが特徴なのかもしれません。・・・・・・・・今までチームで仕事の成果を上げた、という成功体験が少ないことも原因ではないか、と思っています。」


同じことを、某外資系企業の女性部長さんが「女性管理職が育たない原因」としておっしゃっていました。


その企業では、なかなか女性管理職が育たないとのこと。外資なので、入社した時から男女平等なのにです。


20歳代の担当者の仕事レベルの場合、女性は優秀なので一人で簡単にこなします。一方、男性は出来ないため、人に頼りチームで仕事をすることを学ぶとのこと。


よって女性には20歳代からハードルを上げて男性以上の仕事を与えていかないと、組織やチームで仕事をするメリットを学ぶチャンスがなくなり、30歳代でいざ大きな仕事をしようとしてもこなせない。なかなか管理職になれないとのことなのです。


その女性部長さんは、30歳代で出産育児をしながら仕事をするとき、組織・チームの使い方を学んだとのことでした。



言われてみれば、私も管理職になるまでの間、徹底的に「組織の使い方、人と金の使い方」を仕込まれてきたなと。


20歳後半で主任になったと同時に、ラインの仕事の以外に、同時に3つの業務改善プロジェクトのリーダを指名されました。ブチ切れて、「なんでもかんでも押し付けるなー」と上司を怒鳴りつけてしまいました。


結果は、「人と金を好きなだけ与えるから、提案しろ。」「一人で抱えるな。組織をつかえ。」と怒られ、組織の使い方を学ぶことになりました。



男女関係なく、組織の使い方は上司が部下へ指導をしていくものです。


その時の仕事のレベルは女性の方はハードルを高くしたほうが、会社にとってはアウトプットが期待できて良いということですね。


他の某外資系企業では、男女同じ能力の場合、露骨に「女性を昇格させて、ハードルを上げた仕事を与える」とのことでした。


その理由が何のかはわかりませんが、利益が出ている会社なので良い効果が出ているのでしょう。