ペクチン不要、砂糖だけで作る苺ジャム
今年も苺がたくさんとれたので苺ジャムを作りました。
苺ジャムは、実を一緒に煮ると、実が白くなったりして上手に仕上がりません。
私のこの方法だと、砂糖だけで、見た目にもおいしい苺ジャムが作れます。
家庭菜園などで苺を作っていらっしゃる方、
ぜひ試してみてください。
昨年の作り方と基本は同じですが
今年は、、もっと簡単に作れる方法で作れることがわかりました。
ザル1杯で約11kg(3パック分です)
苺1kgで、出来上がるジャムは約300gです。
<材料>
苺1kg
グラニュー糖 200g~300g
苺の甘さやお好みで。300gになると、とても甘いです。
<作り方>
●下ごしらえ
1:苺はヘタつきのまま洗い、水気をふき取る。
2:ボールにヘタを取った苺を入れ、重さをはかる
3:ボールの中の苺に、苺の重さの20%~30%のグラニュー糖をまぶす
※まぶし方は、苺の上に分量のグラニュー糖をかけ
ボールを上下に振りながら苺を回して全体にまぶします。
こうすると苺がつぶれずに、苺に砂糖がまんべんなくつきます。
まぶすと、苺からすぐ果汁が出てきて
下の写真のように砂糖が溶け出します。
4:砂糖をまぶした苺を1昼夜そのまま冷蔵庫に入れて放置しておきます
1昼夜放置しておくと、浸透圧で苺から果汁が出て、ひたひたになります。
●苺ジャムの作り方
1:苺をザルにあけ、果汁を鍋に入れます。
2:果汁を、約3分の1の量になるまで煮詰めます。
強火でOKです。
最初は、透明だった果汁が、3分の1になると濃い色になります。
煮詰まった状態
3:3分の1に煮詰めたら、そこに、苺の実を入れ、実に火が通るまで3分くらい煮ます。
煮るというより、苺に火を通す感じ。
苺を一つ食べてみて中まで熱くなっていればOK。
4:火を止めて、苺の実を取り出し、鍋の果汁を、どろりとするまで煮詰めます。
強火から中火でOKですが、焦げ付かないように火加減に注意しながら煮詰めます。
5:この段階で、だいぶジャムの色に近くなり、どろりとしてきたら、苺を実を入れて
へらで手早くかきませながら、水分を飛ばしていきます。
私は、中火から強火で、鍋の底からかき混ぜるようにして5分くらい、集中して仕上げます。
この方法ですと、苺の実の粒の食感も残り
失敗なく作れます。
ぜひお試しください。