Pt. 1の続きです。
Leimert Parkの後、
Crenshaw Wallに立ち寄りました。
Martin Luther KingやMalcolm X、
Black Panther党員らの絵が
描かれています。
それから
2Pac - To Live and Die in L.A.の
PVにも登場する
Slauson Super Mallへ。
2Pac - To Live and Die in L.A.
ここは別名Slauson Swap Meetで
昔は文字通り物々交換が
行われていたそうです。
現在はモール内に
格子状に店が並んでおり
韓国系アメリカ人が
経営しているのだとか。
店内での写真撮影は禁止でした。
というのも、
殆どの店が違法なルートで
商品を販売しているため
撮られたくないそうです。
品質も保証の限りでないと
Hodariは話してくれました。
2回目のツアーで立ち寄った
Compton Swap Meetも同様でした。
さて、ここから
South Centralの東側に
足を踏み入れることになります。
まずはWatts Towers。
タイルや空き瓶を組み合わせて
一人で作ったタワーです。
映画"Menace II Society"の序盤で
ちらっと映し出されます。
それからこのPVにも
Jay Rock - Hood Gone Love It ft. Kendrick Lamar
Jay Rock - Hood Gone Love It ft. Kendrick Lamar
Watts Towersから
車2台がギリギリ通れるくらいの
道路を1本隔てたところには
普通の民家が建っていました。
治安が悪いといわれるWattsですが
ここには普通に観光客も来ていたので
そこまででもないように思いました。
そして、いよいよComptonです。
僅か9万人程度の人口ながら
多くのアーティストを輩出してきた
Gangsta Rapのメッカ。
80年代や90年代には
年に300人近くが殺されるという
治安の悪さで有名でした。
「俺が知っている人間の80%はもうこの世にいない。俺自身、何度も危ない目に遭ってきたし、20歳を過ぎても生きているなんて思いもしなかった。何故生き残れたのか自分でも分からない。もしかしたらこのツアーをやって真実を伝えるためなのかもな」
というHodariの言葉が印象的でした。
最近では人が殺されるということは
まずないそうですが
75%ほどの住民が
職をもっておらず
依然として治安が良いとはいえず
Hodari自身も家族の安全を考え
Comptonにはもう住んでいないそう。
そのHodariが「俺のホームだ」と言って
車で通ってくれた場所は
他ならぬここでした！
Gameの"Hate It Or Love It"のPVで
Gameがお母さんに車をプレゼントし
抱き合っているシーンを
ご存知でしょうか？
まさにその場所です！
The Game - Hate It Or Love It ft. 50 Cent
この風景を見ながら車内で聴く
The Game - Hate It Or Love It ft. 50 Cent
この風景を見ながら車内で聴く
"Hate It Or Love It"は
最高の一言に尽きました。
ツアーの最後には
Comptonの看板の前で
集合写真。
1回目
2回目
帰りの車内では
Kendrick Lamarの"Compton"が
流れていました。
この街の歴史に思いを馳せながら
聴く"Compton"もまた格別でした。
2回目のツアーのルートは
1回目のそれとは少し違ったのですが
それについてはまた別の記事で
書きたいと思います。
Gangsta Rap生誕の地である
South Centralを巡ることができ
自分は大満足でした！
治安が悪いというイメージばかり
先行しているように感じますが
明るいうちに行くのであれば
あまり怖がる必要はないと思います。
実際、僕もツアーだけでは飽き足らず
最終日にBlue Lineを使って
Comptonに行ったので 笑
ただ、
ギャング文化の根付いた町で
あることは事実です。
青や赤の服は
CripsやBloodsのメンバーに間違われ
危ない目に遭う可能性もあります。
Hodariの下の写真の服装でさえ
アウトらしいので
行く際は十分注意してください。
あと日本からの参加者が
僕で2人目らしいのですが
Gangsta Rapが好きな日本人、
まだまだ沢山いると思うので
是非参加してみてください！
Thank you 4 showin' us around South Central, Hodari the O.G.