由紀さおり ~「手紙」~ | つれづれなるままに・・・

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日々の出来事、気になること、私の好きなものなどを
勝手気ままにつぶやいています。

由紀さんの楽曲を紹介する、ブログシリーズ。


しばらくお休みしてしまったので、久しぶりに書きたいと思います。


今回取り上げる曲は、こちら!




動画投稿サイトで偶然発見したこの曲を聞いたのが
由紀さんファンになったきっかけなんです!!


作詞:なかにし礼 作・編曲:川口真

イントロのインパクトも大きいのですが、衝撃的なのは歌詞です。

♪ 死んでもあなたと~

から始まる歌詞。思わず「それからどうなるの??」と
次の歌詞・曲のストーリーを追っていきたくなりますよね。

♪ 何が悪いのか 今もわからない
  だれのせいなのか 今もわからない

恋愛なんて、そんなものかもしれません…
なかにし礼のこの歌詞は秀逸ですね。

それに1番では

♪ 涙で綴りかけた お別れの手紙

2番になると

♪ 涙で綴り終えた お別れの手紙


歌詞の中で時間が進んでいるのが、すばらしい!!




作曲家の川口真さんは、数々の名曲を作っていますが
いずれも‘歌手のイメージチェンジにつながる曲’が多いのです。

・弘田三枝子 「人形の家」(健康的で元気なイメージからの脱却)
・金井克子 「他人の関係」(ダンサーとしては有名だが、ヒット曲がなかった)
・夏木マリ 「絹の靴下」(中島淳子からの再デビュー)

などなど。その歌手にとっては、ターニングポイントとなる曲ばかりです。

ちなみに「夜明けのスキャット」で有名になった由紀さん。
‘一発屋’と言われないためにも、次のヒット曲を出さなくてはなりません。

川口真さんのインタビューには

由紀さんが何曲かいろいろな人に発注して、僕が書いた作品が「手紙」
になったんだと思う。
ちょうど僕は「人形の家」がヒットしたあとで、岩谷時子さんに
「あなたも1曲ヒットが出たけど、1曲だけで終わっちゃう人もいっぱい
いるからね。次にヒットが出るかが勝負だよ」って言われたんです。

そうしたら「手紙」が売れたから「これで作曲家になれますかね」って
話した覚えがあります。

この曲は亡くなった宮川泰さんに「よく出来ている、いい曲だ」と
褒められました。
特に終わりがラーファミレミファソーミレドーとなって、
どこで終わるのかと思ったら急に終わるから意表をついていて面白いって。


とありました。

作曲家 川口真にとっても、作曲家として忘れられない曲となったようです。

ちなみにレコード大賞の動画。歌唱賞受賞です!!


司会:ある人が言いました。何を見ても二日酔いのように見える世の中では、
 由紀さおりの歌は、一杯の酔い覚ましの水のようにさわやかだった。

まさにその通りですね。由紀さんの声の透明感がすばらしい。
司会は高橋圭三さんでしょうか?長年レコ大の司会をされてましたものね。

衣装とヘアスタイルが、ハッチのお母さんのようだと
動画のコメント欄に書かれています(笑)

この当時の由紀さん、まだ21歳なんだけど…(^▽^;)


この動画の由紀さん、きれいでしょ~ラブラブ
動画が短いのが残念!
由紀さん、おでこにホクロ?あったかしら?
それとも当時お忙しかったでしょうから、ニキビかなぁ??
フラッシュの量が、当時の由紀さんの人気ぶりを表してますねカメラ


こちらに注目!ミュージックフェアに出演時のものです。
♪グッバイ・マイ・ラブ もお聞きください。


「手紙」をスローバラードだと思い込んでいた由紀さん。
こんな早いテンポでは歌えないと、泣いたそうです(笑)
スローテンポになっていたら、売れなかったかもはてなマーク
だとしたら、一発屋になっていたのでしょうかはてなマーク
この曲がヒットして良かったです。


だって、もしこの曲が無かったら、今の由紀さんには出会えていないわけですよ!!
そんなこと考えたら恐ろしいわ~ガーン


こんなものも発見! ザ・ピーナッツがカバーしているものをどうぞ。

また、印象が違いますね。


おまけ スローテンポの「手紙」もどうぞ

これは、これでとってもステキでしょう?
この曲が年月を重ねて、熟成したワインようです。。。


次回はどんな曲について書こうかな??
よろしければ、次回もお付き合いくださいませ。