THE AKIRA | ストーン磐座

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磐座、褌、天然石笛(磐笛、岩笛、いわぶえ)販売、海上タクシー


今回のヘンプギャザリングの主たる目的は3つあった。
まずは麻集会協賛港柱神社奉納演奏会 (う~長ぇ~いったい何回書いたかな)を粛々と執り行う事。
もう一つはサヨコ姫 と再会を果す事、再会といってもこれは変者のサイドからの一方的なもので直接会って語らい合うなどというような度胸はないので、正確には出来るだけ近くで同じ場を共有したいという事。
もう一つは3年前より時々HPをのぞかせて頂いている天才AKIRA氏の現物に会うこと。
AKIRA氏に関しては御存知のお方も多いと思うが、詳しくは氏のHP「AKIRA-MANIA」 を御覧いただきたい。
中でも「血液書道 」「スカトロアート 」「クリネックスティッシュ」等の体を張った名シリーズはあまりにも馬鹿馬鹿しくて感動的だ。
ギャザリング初日あまりの暑さで目が覚めた、気持悪~い二日酔いだ。
会場にはお馴染み「楽音落日」、「アナンド」の徳島勢に地元ヘンプうどん「ほうばい」の「てっちゃん」の懐かしい顔が見える。
その他各地から様々なショップが出店していて異次元空間が出現している、よくもまあこんなに濃い連中が集まったものだと関心する。
しかしどの顔にもバイオレンスが感じられない、600近くの人間が集まって殺気立ったのが居ないというのはあまり経験が無い、というよりも普段店の売り出しで安売りの野菜に群がる主婦達の殺気に対するトラウマから抜け出せないのかも知れない。
おそらくここの村民はよほど意識が高いか、抜けているかのどちらかだろう。
かといってどこかの宗教団体などの様に妙にニコニコしている気持悪さもなく、自然なピースフルなバイブレーションが気持良い。
お気に入りのバンドが出ればステージに降りて音を楽しんで、気が合う仲間が居れば出店エリアに上がって酒を飲む祭ならではの贅沢な時間だ。
しばらくして注目のアキラ氏のコンサートが始まった、すり鉢状の会場を蟻地獄に例えて観衆を挑発している、さすがだ。
あれ!なんかメンバーが少ないが、、、。
後で聞いたところギターの「たけちゃん」が急用で徳島から引き返したそうで、急遽混成メンバーを結成したとの事。
生アキラは格好良い、歌がブルースしているぜ。優しさと胸が張り裂けそうな悲しみが同居していて、晩年の美空ひばりにも通底している。
しかしいかんせん昨夜来の酒が抜けきらないうちにお酒をいれたもので意識が朦朧としてあまり細かいことを覚えていない。
残念!帰ってからCDでゆっくり聞くことにしよう。演奏が終わりブースでネアリカを作成しているAKIRA氏を捕まえて少し話をさせていただいた。
「AKIRA-MANIA」でお馴染みのハルカちゃんコズちゃんのきれいどころも顔を揃えている。
ハルカちゃんなどはごく普通のかわいい女の子ではないか、だんだんAKIRA氏が信じられなくなってきた、HPに書いてあったリストカッターってAKIRAさんのでっち上げじゃやあないの??。
皆さんHPではおなじみなので初めてという感じはしないが、なんだか妙にこっぱずかしい感じがした。
こりゃたぶんアキバ系のネットオタクがオフ会で初めて出会う相手にモジモジする妙な恥ずかしさと一緒だな。
でも今度お会いした時はもっと普通に話せる様にと思ってます。
ともあれ無事初対面を果たしてとてもハッピーだったのである。
その後ステージと出店を回遊魚の様にグルグル廻りながら日が暮れた。この日のトリはもう一つのお目当てサヨコ姫だ。
寄ってくるガキ供を追っ払ってひたすら踊るは写真をとるはのミーハーに徹する「う~気持良い~」。
ステージが終っても夜は長い、徳島勢のブースあたりで大村カズ さん初めてお会いした。
カズさんは今忌部にどっぷりはまっている様だ、するとどこからともなく阿波歴史民俗研究会の林氏が登場してきた、結構お酒が入って良い感じ。
今年の初めの忌部交流会以来久し振りに酒を酌み交わす。
「止まるところを知らない忌部ムーブメンツは何処まで行くの?」と質問すれば「忌部はキーです、扉を開けるにはキーが要るでしょう、そんな風に捉えてます」との返事。
酒を飲んでもカチンコチンに固い林氏の横でカズさんが生ギターで歌っている、隣のブースではかにちゃん、ナダさん、とよじ達が、、、平和な村の祭はダラダラとエンドレスで続いていくのである。
akira2
完成したヘンプのネアリカ