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今日の日中は暖かくて良いお天気。

ようやく春らしい陽気になってきた感じ。

予報では明日からも良いお天気になりそうです。

最初にインミンさんからバトンを託された「あなたを教えて☆31の質問」への回答はまたの機会になりそうなのでお詫びしますね。

今日は先週の金曜日(4月17日)に続いて千葉大の通院日。

いつもの通り7時に自宅を出て、8時過ぎに採血。

今日は順調で9時の予約で診察開始のメールが届いたのが9時半。

主治医が先週、今週と学会で不在なので2週連続代理の医師による診断です。

アブラキサンの副作用による倦怠感、腹痛、関節痛、手足の指先の痺れの症状がだんだん抜けにくく強くなっていることと、下痢の症状が相変わらず続いていることを報告。

代理の医師から「今日の血液検査の結果を見ると、白血球(WBC)の値は2.6Lと低いけど好血球(SEG)の値は78.0Hと良好なので抗がん剤の投与はギリギリ可能です。 でも副作用がきついようであれば休薬という選択肢もありますがどうしますか?」と聞かれたのでかなり心が揺れました。

一瞬頭をよぎったのは次回の通院は2週間後の5月8日(金)、翌週の5月15日(金)はライヴに備えて休薬を決めているので、あんまり間を空けたくないなってこと。

なので予定通り第4クール2回目(通算8回目)のアブラキサンとジェムザールの点滴をすることに決めました。

薬を処方してもらってから冷えたアイスグローヴを受け取って5階の通院治療室に移動、10時30分から12時30分まで点滴治療。

その後、13時から先週に続いて3回目の和漢診療科の診察。

こちらの主治医は多分まだ30代の若い女医さんなんだけど、とても丁寧に話しを聞いてくれるし治療方法についてもじっくり考えてくれるのですごく波長が合います。
(写真は病院のホームページから)


改めて今まで良い医者に恵まれていることに感謝。

まず主治医から「先週新たに処方した「黄連湯」はどうでしたか?」との質問があったので下記のように答えました。

一番最初に処方してもらって3週間飲んだ「真武湯」はほとんど変化を感じなかったが、今回の「黄連湯」は1週間飲んで2つの変化を感じた。

1つ目は今までほぼ毎回白い水状態の下痢だったのが、5回に2回くらい茶色いやや形のある下痢に変わった。

2つ目は便秘気味になってしまい、常にお腹が張った感じがして苦しい。

僕の答えを聞いてから、脈と舌の色を見てお腹をじっくりと触診をした後しばし熟考、「まずはどの薬が合うかいろいろ試してみたいと思います。 次回の5月8日の診察まで「桂枝加芍薬湯」という薬を処方しますので効果を見てみましょう。」とのこと。

さらに「実は今の下痢の症状に合った薬が見つかったら、和漢診療科の中で膵臓がんに効果があるのではないかと考えている薬を調合したいと思っています。 ただしその薬と下痢に効く薬が調合されたものは市販されていないので、漢方薬を調合して自分で煎じる必要があります。」

むむっ、自分で煎じるのはかなり手間隙かかるらしいけどこれはやってみたいな。
(実際に煎じるのは妻にお願いすることになるのですが)

まずは僕の下痢の症状に合った漢方薬を見つけることだなぁ。

全ての診察を終えてから昼食、病院を出たのは14時半でした。

今回アブラキサンの副作用の症状はいつもより早く出て来そうな予感。

早めの心の準備をしておかないと。

今日はデイヴ・メイスンが1970年にリリースした1stソロ・アルバム「Alone Together」からSad And Deep As You。


とっても綺麗なメロディの大好きなバラード・ナンバーです。

途中から入って来るコーラスはリタ・クーリッジかな?

Eyes that are the windows
Eyes that are the view
Eyes that tell a story
Sad and deep as you

瞳は窓
瞳は風景
悲しい物語を伝える瞳


Dave Mason - Sad And Deep As You



Alone Together/Dave Mason