{B29557C4-AE73-48E6-8239-1FF9133EEAFE:01}

{23813BFC-3CB3-4D6C-9769-E981DB164073:01}

■膵臓がん発覚から2014年9月までの治療の経緯についてはこちらをクリック→病気~これまでの経緯

■2014年9月から現在までの治療についてはこちらをクリック→病気

2015年4月6日(月)入院1日目

第3クール2回目のアブラキサンとジェムザール治療から4日目、昨日の日曜日の夜は副作用による強い倦怠感、関節痛、手足の痺れ、下痢でダウン。

そして今日、4月6日(月)13:00に2回目のHIFU(ハイフ)治療の臨床研究受けるために東京医科大学病院に入院しました。

今のところ明日の7日(火)と10日(金)の2回HIFU治療を受けて、11日(土)に退院の予定です。

〈HIFU治療〉(東京医科大学病院HPより)
日本語では「強力集束超音波治療」といい、その名の通り、強い超音波を集めてがんを治療するというものです。HIFUは「低侵襲」、「がん細胞へのピンポイント攻撃」、「副作用がほとんどない」など患者さんにとってメリットが多く、世界でも注目されています。
HIFUの治療効果のメカニズムは2つあり、その1つは強力な超音波を1点に集めることによって生じる「熱作用」です。もう1つは、強い超音波の放射圧や振動によって液体中に真空の泡が生じ壊れる現象(キャビテーション)による「非熱作用」です。これら2つの作用によってがんに対して治療効果を発揮します。
HIFUは1回数秒間の照射で3㎜×3㎜×10㎜ の大きさの範囲のがん細胞をやっつけます。この範囲を連ね、重ねることによりがん全体を治療して行きます。肝がんや膵がんの場合、1回の治療時間は1時間ほどで、これを2日前後行います。通常、麻酔は使用しません。超音波による治療なので放射線療法のように積算の照射量に制限があるわけではなく、何度でもくり返し治療することができます。膵がんについては抗がん剤治療との併用が検討されており、がんの縮小効果や痛みを取る効果に加えて、抗がん剤の効果を高めるのに役立つ薬剤浸透作用についても期待されています。

HIFU治療を受けたのは、同じ東京医科大学病院が肝がんで臨床研究を始めた「ナノナイフ治療の臨床研究」を膵臓がんでも適用出来ないか相談に行ったのがそもそもの始まり。

検査と診察を受けた結果、主任教授から肺への転移があるので残念ながらナノナイフは無理だが、当院で膵臓がんを対象にHIFU治療の臨床研究を行なっているので受けてみてはどうかと提案されたのがきっかけでした。

そして昨年の12月8日から6日間入院して2回のHIFU治療を行い、今年の3月9日に最初の経過観察の検査を受けました。

その際に担当医から「深層部のがん細胞に壊死の痕跡が見られます。 今度は表層部を中心に攻めてみませんか?」との提案があり今回の2回目の治療が決まりました。

13:30 2回目なので簡単なオリエンテーションと身長・体重測定
13:45 血圧測定、採血
14:00 レントゲン撮影
14:15 心電図
18:00 夕食
{56723CBE-47AA-4EB1-8045-BDFDE1279D76:01}

今夜24:00から明後日の昼食まで36時間の絶食・絶水が始まるので、じっくり味わいながら食べたけどなんか物足りないので売店で夜食を買って来ました。
{5477AD35-8A93-4F08-BC0B-7D3FA464BC2F:01}

夕食後に入浴を済ませ、その後は持って来た本を読んでます。

抗がん剤の副作用は昨日の延長線上だけど、病室に入ってからはベッドに横になっていられたのでだいぶ楽になりました。

明日の午前中、1回目のHIFU治療の予定です。