Blues Power

不安定なお天気が続いた関東地方、今日は大きな入道雲が浮かぶ真夏日でした。

昨日の土曜日(9/8)は次女がくれたチケットの期限が9月末なので、またチャリンコで近所の「大江戸温泉物語 浦安万華鏡」に行ってきました。
Blues Power

露天風呂入ってサウナ入ってビール飲んで、露天風呂入ってサウナ入ってビール飲んで、昼間っからすっかりふにゃふにゃになって帰ってきまひた。

真夏の夜のライヴアルバム特集、もうちょっとだけ行きます。

第14夜はちょっとマイナーだけど個人的に大好きなバンド、カウボーイが2011年にリリースした「Cowboy Boyer & Talton Reunion 2010」
Blues Power

カウボーイの事は知らなくてもクラプトンが「461 Ocean Boulevard」でカヴァーしたPlease Be With Meを聴いた事がある人はきっと多いんじゃないかと思います。

カウボーイは1970年にスコット・ボイヤーとトミー・タルトンを中心にキャプリコーン・レコードから「Reach For The Sky」でデビュー、1970年代に4枚のアルバムを残してます。

キャプリコーン・レコードと言うとサザン・ロックというイメージだけど、カウボーイは南部特有の泥臭さはあまり無く美しいハーモニーとアコースティカルでカントリー・フレイヴァー漂う暖かでゆったりしたサウンドの中にどこか洗練された部分が感じられるのが最大の魅力。

今日紹介するのは2010年12月17日、ジョージア州メイコンにあるキャピトル・シアター行われたカウボーイの再結成ライヴの模様を収録したアルバムです。

全16曲、彼らのキャリアを代表するナンバー収録したベスト選曲のライヴは、キャプリコーン時代の盟友も交えながら全盛期と変わらない美しいハーモニーを聴かせてくれています。

まずは2ndアルバム「5'll Getcha Ten」(1971年)に収録のスロー・バラードの名曲All My Friends

トミー・タルトンスコット・ボイヤーの甘くて優しい歌声、そこに絡むランドール・ブラムレットのピアノ、スコット・ボイヤートミー・タルトンのギターが何とも言えず良いです。

今日はライヴ映像を紹介します。

Cowboy - All My Friends



続いてエリック・クラプトンがカヴァーした事で一躍有名になったPlease Be With Me、これも2ndアルバム「5'll Getcha Ten」に収録されてます。

スタジオ・ヴァージョンはデュアン・オールマンがドブロで参加したアコースティカルでレイド・バックしたサウンドでしたが、ここではゆったり感はそのままにタイトなアレンジになってます。

Cowboy - Please Be With me



このアルバムの収益は病気療養中のスコット・ボイヤーの治療費に充てられるとの事、彼は元気になったんだろうか?

それにしてもカウボーイのアルバムのCD化、なんとかならんかなぁ。

Boyer & Talton: Cowboy Reunion 2010/Cowboy


Scott Boyer - vocals, guitars
Tommy Talton - vocals, guitars
Randall Bramblett - keyboards, sax, harmony vocals
Stan Robertson - bass, harmony vocals
Bill Stewart - drums
Bill Pillmore - pedal steel guitar


1. Introduction
2. Livin' In The Country
3. Satisfy
4. Everything Here
5. Nobody Else's Man
6. It's Time
7. Message In The Wind
8. Houston
9. Pretty Friend
10. I Will Be There
11. A Patch & A Painkiller
12. Use Your Situation
13. All My Friends
14. River To The Sea
15. Please Be With Me
16. Takin' It All The Way
17. Time Will Take Us