今日も真夏日、海辺の公園から対岸の千葉県市原市のコンビナート群がよく見えました。
毎日あまりにあづいので我が家のワンコもニャンコも完全にへたっちょります。
↑マリン ↑初登場、去年から預かってるシーズーのジェイジェイ
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真夏の夜のライヴアルバム特集、第9夜はマーシャル・タッカー・バンドの「Stompin’ Room Only」。
このアルバムは2003年に1974年~1976年当時の未発表の発掘ライヴ音源を集めてリリースされたもので、彼らの最盛期のライヴがこんな形で聴けるとは思ってもいませんでした。
キャプリコーン・レコードから1973年に「The Marshall Tucker Band」でデビューしたマーシャル・タッカー・バンドはサザン・ロックにカテゴライズされているけど、南部独特の泥臭さはあまり感じられません。
カントリー・テイストを前面に出しながらジャズ、ブルーズなどの要素を巧みにブレンドした独自のサウンドが大好きでした。
ダグ・グレイのヴォーカルとほとんどの曲を書いているトイ・コールドウェルの指弾きギターはもちろんですが、彼らのサウンドのもう一つの核はジェリー・ユーバンクスのフルートとサックス。
彼のフルートとサックスがマーシャル・タッカー・バンドのサウンドにちょっとジャジーな味付けをしています。
まずは4thアルバム「Searchin' For A Rainbow」(1975年)からFire On The Mountain。
ゆったりとしたスケール感を感じさせる曲でジェリー・ユーバンクスのフルートとトイ・コールドウェルのペダル・スティール・ギターが絶妙の味付けになってます。
The Marshall Tucker Band - Fire On The Mountain
そして彼らを代表するナンバーが1stアルバム「The Marshall Tucker Band」収録のCan't You Seeを1973年のライヴ映像で。
珍しくトイ・コールドウェルがリード・ヴォーカルを担当、指弾きギターも前面にフィーチャーされてます。
叙情的なメロディ・ラインと美しいコーラス・ワークがいかにもマーシャル・タッカー・バンドらしいナンバーですね。
The Marshall Tucker Band - Can't You See
Stompin Room Only/Marshall Tucker Band
Toy Caldwell - Electric and acoustic guitars, steel guitar and lead vocal
Tommy Caldwell - Bass guitar and background vocals
Doug Gray - Lead vocals and percussion
George McCorkle - Electric and acoustic guitars, banjo
Jerry Eubanks - Flute, alto, baratone and tenor saxophone, background vocals
Paul Riddle - Drums
1. Long Hard Ride
2. This Ol' Cowboy
3. Fire On The Mountain
4. Searchin' For A Rainbow
5. Take The Highway
6. Can't You See?
7. Blue Ridge Mountain Sky
8. The Thrill Is Gone
9. Ramblin'
10. 24 Hours At A Time
11. Hillbilly Band