Blues Power

ザ・ピーナッツの双子のお姉さん、伊藤エミさんの訃報はショックでした。

僕が音楽好きになったきっかけが、小学生の頃夢中で見ていた「ザ・ヒットパレード」と「シャボン玉ホリデー」。

歌が上手くって日本で最初にコントもこなしたアイドル歌手だったザ・ピーナッツ、彼女達2人が当時のハイカラでバタ臭いアメリカの空気みたいなものをこの2つの番組を通じて教えてくれました。

映画「モスラ」で歌うシーンも子供心に印象的でした。

ご冥福をお祈りします。

左側が伊藤エミさん。

ザ・ヒットパレード                      シャボン玉ホリデー(映像削除されたので差し替えました)
  


今日はルネィ(レネー)・アーマンドが1972年にリリースした1stアルバム「The Rain Book」のPart-2、B面篇です。
Blues PowerBlues Power

Part-1、A面篇は矢印(黒背景用)こちらをクリック

このアルバムをレコーディングしていた当時ルネィはジム・ゴードンと恋愛関係にあって、アルバムのプロデュースやドラムス、ギター、ピアノとジム・ゴードンが全面的にバック・アップして制作されています。

バックにはダニー・コーチマー、ルイ・シェルトン、ラリー・カールトン、ドクター・ジョン、リーランド・スクラーなどなど豪華なメンバーが参加。

全曲彼女が曲と詞を書いていて、線が太いけどどこか繊細さを感じさせる歌声とメロディ・ラインが素敵です。

シングル・カットされたB面3曲目のRaining In L.A.はアルバムのベスト・トラックと言って良いミディアム・チューン。

L.A.にいる自分の想いが届かない男性への思いを切々と歌うルネィの表情豊かなヴォーカルを右チャンネルのラリー・カールトンのギターが絶妙にサポートしています。

雨の京都の風景にこの曲を重ね合わせてみました。

Renee Armand - Raining In L.A.



B面4曲目はアコースティカルなスロー・バラード。

しっとりとしたルネィのヴォーカルにダニー・クーチマーのアコースティック・ギター、ルイ・シェルトンのエレクトリック・ギターが寄り添います。

Renee Armand - Guess I Never Knew You



ザ・レイン・ブック/レネー・アーマンド


Produced By Jim Gordon And Barry De Vorzon

Renee Armand (vocal)
Louis Shelton (guitar)
Danny Kortchmer (guitar)
Larry Carlton (guitar)
Dr. John (piano)
Kerry Chater (keybord,guitar,bass)
Leland Sklar (bass)
Joe Osborn (bass)
Max Bennett (bass)
Jim Gordon (drums,percussion,piano,guitar)
Victor Feldman (percussion)
Chuck Findley (flugelhorn)
Jim Horn (flute)

(side-A)
1. England
2. Elizabeth Rain
3. I Think You're Letting Me Go
4. Does Anybody Loves You
5. Friends
(side-B)
1. You & I
2. Falling Ladies
3. Raining In L.A.
4. Guess I Never Knew You
5. I'm Going Away